アダム・アラン・リンド(Adam Alan Lind, 1983年7月17日 - )は、アメリカ合衆国・インディアナ州マンシー出身のプロ野球選手(一塁手)。左投左打。MLB・シアトル・マリナーズ所属。のMLBドラフト8巡目(全体242位)でミネソタ・ツインズから指名を受けたが契約せず、に進学。のMLBドラフト3巡目(全体83位)でトロント・ブルージェイズから指名を受け、プロ入り。9月2日のボストン・レッドソックス戦でメジャーデビューを果たした。この年はわずか18試合の出場ながら、.367という高打率をマーク。その他の打撃部門でも軒並みハイレベルな成績を記録した。は右打ちのリード・ジョンソンとの併用で左翼を守り、89試合に出場。は左翼の他、指名打者として16試合に出場した。は開幕戦に指名打者でスタメン出場し、ブルージェイズの開幕戦記録となる6打点を挙げた。また、のカルロス・デルガドに並ぶ開幕5試合で11打点のチームタイ記録をマークした。8月31日には自身初の満塁本塁打を打ち、自身最多の1試合8打点を記録。9月6日に週間MVPを受賞した。この年は指名打者で92試合、左翼で55試合に先発出場し、打率.305・35本塁打・114打点をマーク。ヤンキースの松井秀喜、ツインズのジェイソン・クベルらを抑え、指名打者部門でシルバースラッガー賞を受賞した。また、最優秀指名打者に贈られるエドガー・マルティネス賞も受賞した。は開幕直前の4月3日に4年総額1800万ドル、2014年から2016年までのオプションも含めると7年総額3850万ドルで契約を延長した。チームの主砲として更なる飛躍を期待されたシーズンだったが、5月以降に深刻な打撃不振に陥り、打率は一時.203まで低下した。終盤はやや持ち直したものの、打率.237・23本塁打・72打点・OPS.712という成績に終わった。特に対左投手は打率.117、OPS.341と全く打てず、後半戦は相手先発が左投手の際にはスタメンを外れることも増えた。この年限りで正一塁手ライル・オーバーベイの契約が満了することもあり、シーズン終盤に入ると翌年以降のコンバートを見込んで大学以来となる一塁守備に就くこともあった。からは一塁手として起用されている。シーズンとしては、前年比マイナス25試合の出場だったが、打撃3部門の成績はいずれも向上。は4年ぶりに規定打席到達を逃したシーズンとなった。出場機会減少の影響により、それまで3年連続で記録していた20本塁打・70打点の水準に、いずれも届かなかった。一方で選球眼が向上し、低打率の影響で.300未満の数値が続いていた出塁率は3年ぶりに.300以上の水準に戻った。は再び規定打席に到達した。打率は3年連続で上昇し、出塁率と長打率はいずれも規定打席に到達したシーズンとしては自己2番目の水準となる数値をマークした。7月11日に右足の負傷のため15日間の故障者リストに入った。8月12日に故障者リストから外れた。故障の影響もあり、出場試合数は100未満に終わった。一方で、規定打席未到達ながら打率.300以上を記録。得点圏でも打率.343・33打点とよく打ったものの、本塁打数は6年ぶりに2桁に届かずに終わった。2014年11月1日にマルコ・エストラーダとのトレードで、ミルウォーキー・ブルワーズへ移籍した。、通算150本塁打を達成した。12月9日にマイナー3投手とのトレードで、シアトル・マリナーズへ移籍した。高校時代にはウエイトリフティングもしていたパワーヒッター。広角に長打を放てる打撃が最大の持ち味。は35本塁打のうち17本を中堅から左方向に放った。弱点は選球眼と左投手である。外野の守備力は低く、UZR/150は通算で-10.9となっている。近年は外野での出場機会が減少しており、指名打者での出場が増えている。には89試合中80試合で守備に就いていたが、2010年は一塁と合わせても150試合中24試合しか守備に就かなかった。2010年にトロント在住の女性と結婚し、現在は一男一女の父親である。第一子(長女)が2011年9月に、第二子(長男)が2013年4月に誕生した。
出典:wikipedia
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