中国人民解放軍陸軍(ちゅうごくじんみんかいほうぐんりくぐん)は、中華人民共和国の陸軍組織であり、人民解放軍の陸軍部門である。兵力140万人(2007年度)、近代化のため兵力削減傾向にあり、最新鋭戦車の生産数よりも旧式の59式戦車などの退役数が上回っているため、世界最大であるMBT保有数は段階的に縮小している。兵役は志願兵制をしいている。法律では不足に応じて、選抜徴兵制を実施することになっているが、不足した事は今までにない。長期間にわたって人民解放軍の軍令・軍政組織は陸軍が他の軍種に対して優位を持つ組織形態になっており、解放軍陸軍は人民解放軍の中核であり、主体組織であった。けれども近代化を進めつつある過程で、陸軍の軍区司令官が所属の空軍及び海軍に指揮権を有する七大軍区制となっていたが、現在では陸軍も地域別の統合組織である5個の戦区に所属するように改編されている。軍または軍団に相当する集団軍は、数個の歩兵師団ないし旅団に各1個の機甲と砲兵師団ないし旅団、その他の部隊から構成される。全軍では歩兵師団23個(うち機械化4個)、歩兵旅団29個(うち機械化5個)、機甲師団9個、機甲旅団8個、砲兵師団2個、砲兵旅団17個が存在している。なお、量的軍縮に伴い師団が縮小され旅団に改編される傾向が続いている。2008年度には49ヶ国の駐在武官を招いた記者会見で初めて陸軍航空隊のヘリコプター保有数が公開され、500機近くを保有している事がわかった。現在、陸軍の指揮階梯は、概ね以下の通りである。過去、国共合作により一応の指揮階梯を作るも、非正規戦を戦う為に部隊規模は一定しなかった。国共内戦期の1948年~1949年に指揮階梯が整備されたが、朝鮮戦争時でも仮に「営」を名乗っても大隊規模である事は少なく、名が規模を表さなかった。2009年現在18個集団軍を有する。1985年(軍から集団軍への改編時)以前に廃止された軍の一覧。
出典:wikipedia
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