タンタンの長編アニメーション映画(タンタンのちょうへんアニメーションえいが)は2本製作され、いずれもベルギーのベルヴィジョン・スタジオで作られた。1969年に『タンタンの冒険』の中の「ななつの水晶球」("Les 7 Boules de cristal") と「太陽の神殿」("Le temple du Soleil") を原作とした劇場版長編アニメーション "Tintin et le temple du Soleil" (") と1972年にはエルジェの原作でないオリジナルの長編アニメーション "Tintin et le lac aux requins" (") が作られた。いずれも日本では劇場未公開であるが、前者は1989年に日活からビデオが発売された。邦題は『タンタンの冒険旅行 太陽の神殿』。翌年には『タンタンの冒険旅行 湖底のひみつ基地』のビデオも発売されたが現在では廃版。キャスト(声優)も現在出回っているものとは違っていた。なお、2000年から2002年にカートゥーン ネットワークで劇場版2編が放映されるが、声優を一新し、翻訳も大幅に変えて放送された。これは現在出回っている『タンタンの冒険』(ネルバナ+Ellipse制作)の声優によるもの。なおタイトルも『タンタンの冒険 ななつの水晶球と太陽の神殿』『タンタンの冒険 呪われた湖の謎』と変更となった。もう1つ1980年頃に『タンタンと名犬シローの大冒険 危機一髪海賊軍団せん滅』というアニメが1度だけ日本で放映されているが、こちらのアニメについては不明。新聞には古川登志夫と掲載されていたが内容は不明。ただ"Tintin et le lac aux requins"と同じ1972年と表記されていたが監督名と製作国は違っていた。これらの映画のCD(サウンドトラック)はタンタンの実写版映画と共に『Tintin au cinema』に収録されている。タンタンの冒険の中の「ななつの水晶球」と「太陽の神殿」の2冊を原作とするアニメ。基本的には原作に忠実だが、原作にはない王の娘、つまり王女(少女)が出てくる。これはエルジェの原作にない、完全オリジナルのアニメ。湖底にあるビーカー教授の屋敷兼ラボ(研究所)に招待されたタンタン一行がまたしても事件に遭遇する。教授が開発したという装置を悪の組織に狙われ、地元の子供たちも危機にさらわれて、タンタンが悪の組織に挑み解決して行くというストーリー。太陽の神殿湖底のひみつ基地ななつの水晶球と太陽の神殿呪われた湖の謎2007年4月、シネフィル・イマジカから「タンタンの冒険旅行〈劇場版アニメーション〉メモリアルDVD-BOX」が発売された。これはエルジェ生誕100周年を記念しての限定発売。なお、2002年にカートゥーンネットワークで放映されたベルヴィジョン・スタジオ製作の旧TVシリーズを約1時間に編集した『ビーカー教授事件』も入っている。特典映像としてカートゥーンネットワークで放映された「太陽の神殿」でカットされた一晩森で過ごす時にソリーノが歌うシーンが収録されている。
出典:wikipedia
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