『唄子・啓助のおもろい夫婦』(うたこ・けいすけのおもろいふうふ)は、フジテレビ系列局で放送されていたフジテレビ製作のトーク番組である。製作局のフジテレビでは1969年4月6日から1985年3月26日まで放送。視聴者参加型の公開番組で、収録は東京都内のサテライトスタジオ → 山野ホールで行われていた。番組は毎回2組の熟年夫婦を招き、司会の京唄子と鳳啓助が彼らに馴れ初めから結婚に至るまでのエピソードや夫婦の悩み事などを面白おかしくインタビューしていた。苦労話に対しては、唄子が目から大粒の涙をこぼすこともしばしばあった。籍を入れたのが戦中・戦後であったなどの事情により、結婚式を挙げられなかった夫婦を多数招いての「合同結婚式」企画を行ったこともある。出場夫婦には、トークの終了後にプレゼントがあった。一方の夫婦には、東亜国内航空(日本エアシステムを経て現・日本航空)で行く国内旅行を、もう一方の夫婦には、ナショナル(現・パナソニック)のホームビデオに本番組出演テープを添えて贈呈していた。エンディングでは、農村の未舗装の道で夫が引く荷車の荷台に妻が乗り、赤ん坊に授乳するフィルム映像を流していた。そして啓助が作った以下の詩をテロップで流していた。啓助の健康状態の悪化で番組の継続が困難になったため(最終回前の数回分は唄子のみが出演していた)、フジテレビと関西テレビ側に番組終了の通知を送った。そして番組は1985年3月いっぱいで終了し、16年間の歴史に幕を降ろした。唄子は「『蝶々・雄二の夫婦善哉』(朝日放送)のまねで、半年で終わるのかと思ったら結局16年続いた。ファンからも『何で終わったんや』と言われていた」と後に回顧している。いずれも日本標準時。本番組は、後のフジテレビ開局50周年記念番組『50ッスth』の第二夜『バラエティルーツの旅・あなたがいたから僕がいる 半世紀大感謝祭!!』で取り上げられ、番組がセットに用いていた実物の暖簾も紹介された。同特番にゲスト出演した唄子は、結婚してはいけないタイプとして「女癖の悪い男」を挙げていたのに対し、司会の明石家さんまは「女優」を挙げていた(唄子もさんまも離婚経験者であり、互いに前の配偶者を指して言っていた)。放送当時、これに該当する井戸田潤と安達祐実が離婚していた。
出典:wikipedia
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