荒田川(あらたがわ)は、岐阜県岐阜市東部を源流とし、岐阜市西部で長良川に注ぐ木曽川水系の一級河川。近くには境川が流れており、境川とは密接なつながりがある。岐阜県岐阜市東部の岐阜市水海道付近が源である。境川からの分流した水路も合流している。JR高山本線長森駅の北を西進し、岐阜市入舟町付近で南に流路を変える。加納城の東を流れ、済美高等学校(川手城址)付近で新荒田川を分流する。(分流といっても新荒田川の川幅のほうが圧倒的に太く、新荒田川のほうが本流に見える。)分流後、荒田川は蛇行しながら西進する。岐阜市六条江東付近で国道21号岐大バイパスをくぐり、岐阜聖徳学園高等学校(岐阜聖徳学園大学岐阜キャンパス)の北側と、岐阜県立岐阜総合学園高等学校の南側を流れ、岐阜市南西部の岐阜市日置江で論田川と合流した後、長良川に合流する。新荒田川は南へ流れ、羽島郡笠松町羽衣町付近で、境川に合流する。荒田川は、典型的な都市河川であり、かつては汚れがひどい時期があり、日本の公害史に登場している。1918年(大正7年)、紡績・製紙・食品工場からの排水が下流の漁業に影響を与え、日本一汚い川というレッテルを貼られた。その後、自治体や地域住民の努力で徐々に改善されてきた。さらに平成期に入り、荒田川、新境川、境川は、毎年11月~3月に境川の支流である岩地川を通じて、長良川の水を取り入れることになった。きれいな水と渇水期にも流水がある状態にしておくことにより、汚れを浄化している。これにより、徐々に水はきれいになっているという。
出典:wikipedia
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