松平 直之（まつだいら なおゆき）は、江戸時代中期の大名。播磨明石藩第5代藩主。直良系越前松平家6代。明和4年（1768年）、江戸藩邸にて明石藩4代藩主松平直泰の長男として誕生する。安永6年（1777年）に元服し、直泰より直之の名を賜る。天明4年（1784年）、世嗣として処次郎を名乗る。初めて将軍徳川家治に拝謁。父の隠居により家督を継ぐ。従五位下に叙任され、左兵衛佐を名乗る。天明5年（1785年）、盛岡藩10代藩主南部利正の娘・富姫と婚約した。天明6年（1786年）、江戸藩邸で死去。享年20。弟の直周が家督を継いだ。

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