マツカサトカゲ(松毬蜥蜴、学名:)は、トカゲ科マツカサトカゲ属に分類されるトカゲ。本種のみでマツカサトカゲ属を形成する。アオジタトカゲ属に含める説もあり、その場合は種小名が"rugosa"になる。オーストラリア(クイーンズランド州南部、ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、南オーストラリア州東部と南部)固有亜種オーストラリア(西オーストラリア西部、ロットネス島)固有亜種オーストラリア(西オーストラリア西部)固有亜種オーストラリア(西オーストラリア南部)固有亜種全長30cm。背面は大型で逆立ったような半円状の鱗で覆われる。この鱗が松毬(マツボックリ)のように見えることが和名の由来。尾は太短く頭部と同じような形態をしている。このことにより外敵にどちらが頭部かわからなくなり、頭部へ攻撃される確率が減ると考えられている。地域や環境による変異が大きく、亜種としての区別は難しい。さらに亜種を細分化する説もある。草原や森林等の幅広い環境に生息する。外敵に襲われると口を大きく開けて青い舌を見せ、噴気音を出して威嚇する。食性は雑食で、昆虫類、陸棲の貝類、小型哺乳類、動物の死骸、花、果実等を食べる。繁殖形態は卵胎生。1回に1-2頭の幼体を産む。ペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されている。本種の生息地であるオーストラリアは国内に生息する野生動物の輸出を禁止しているため、過去に研究用や動物園での展示用に輸出された個体からの繁殖個体のみが流通する。未だ適切な飼育環境や飼育下での繁殖法は確立されていないため、流通量は少なく価格も高価。
出典:wikipedia
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