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ボフォース 40mm機関砲

ボフォース 40mm機関砲(ボフォース40ミリきかんほう、Bofors 40mm/L60)は、1930年代初頭にスウェーデンのボフォース社が開発した対空機関砲。第二次世界大戦時における最も有名な対空兵器のうちの1つ。戦間期に盛んに各国に輸出され、イギリス、アメリカ、ポーランド、ハンガリー、ソ連、大日本帝国などではライセンス生産も行われ、連合国側、枢軸国側両方で使われた。特にアメリカ海軍の艦艇に搭載された対空兵器の中で最も多くの航空機を撃墜したと言われている。艦載に加え、地上設置型も広く使用された。一部には航空機に搭載されたものもある。日本軍も太平洋戦争序盤、マレー作戦によりマレー半島を占領した大日本帝国陸軍がイギリス軍から鹵獲し、コピーして使用することを試みた。1945年に五式四十粍高射機関砲として完成したが製造に手間取り、陸軍では終戦間際に国産として2門、大日本帝国海軍では35門を製造したにとどまったとされている。戦後も主に西側諸国で使用され、70口径に長砲身化され、新しい管制システムを付加した戦後型も作られた。フランス、カナダ、オーストラリア、ノルウェーでは、現在も一部で使用され続けている。また、アメリカ、イギリスにおいても最近まで防空用として使用されていた。また、対空兵器としてでなく、アメリカ空軍ではAC-130 ガンシップの地上攻撃用火砲として、スウェーデン陸軍ではStrf 9040 歩兵戦闘車の主砲として現在も運用されている。本砲は、スウェーデン海軍が運用していたQF 2ポンド砲の後継機として開発された。契約は1928年に締結され、まず1932年、25mm口径として試作したm/32が発表された。続いて、本命として40mmに大口径化されたm/36が開発された。開発は1933年に完了し、1936年に発表された。第二次世界大戦後に実用的なジェット機が登場すると、従来の機関砲では初速、射程ともに十分とは言えなくなった。ボフォース社は40mm機関砲を改良する一方、より強力な57mm機関砲を設計した。新しい40mm機関砲は初速1,030m/sで、砲弾は従来より長さがあるが軽い870gの40x364mmR弾になった。発射速度は毎分240発(4.0Hz)に増やされた。砲の旋回も人力から電動に変わり車輛の正面に置かれた発電機から電力を供給される。最初のバージョンは1947年に生産され、40mmのlvakan m/48として1948年に受領され、1951年にスウェーデン軍に配備された。さらに改良され、発射速度は300rpm(5.0Hz)になり、さらに330rpm(5.5Hz)まで改良された。1953年11月にはNATOの標準的な対空機関砲となり、アメリカ軍のM247サージェント・ヨーク対空戦車にも採用された。Strf 9040やK21などの歩兵戦闘車の主砲としても採用されている。イタリアのブレダは、ボフォース社から40 mm L/70機関砲の製造ライセンスを獲得し、1960年代から同砲を用いて、イタリア海軍向けに単装型(Type107、Type564)、連装型(Type64、Type106)など各種40mm機関砲搭載砲塔を開発した。それに続き開発した連装砲塔がコンパクトであり、コンパクト40とも呼ばれる。コンパクトは、40mm連装機関砲を強化プラスチック製無人砲塔に搭載している。ドーム型の砲塔の両側面と後面には整備用のハッチが取り付けられており、砲塔直下には、砲塔と一体化した即応準備弾を装填した回転式弾倉が配置されている。回転式弾倉はType A(736発装填)とType B(444発装填)の二種類のタイプが存在する。弾倉から薬室への装填、発射、排莢の一連の動作は自動化されており、2門合計で毎分最大600発の発射速度を確保している。砲塔の旋回、俯仰動作は電子制御により行われ、砲塔内部に旋回、俯仰用のモーターが設置されている。コンパクトはイタリア海軍を始めアジアや南米の各国で採用されている。ブレダ社はコンパクトに続き、発射速度を二門合計で毎分900発まで向上させたツイン・ファスト40もしくはファスト40と呼ばれる改良型を開発している。コンパクトは、イタリアが開発したCIWS、ダルド・システムを構成する。ボフォース社でも艦艇用に単装砲塔を開発、スウェーデン軍を始め幾つかの国で採用されている。続いて、トリニティまたはシー・トリニティと呼ばれるCIWSも開発している。シー・トリニティは、単装機関砲に照準用のレーダー、光学センサーを搭載した砲塔から構成されており、砲塔には有人型と無人型がある。トリニティMk3はボフォース57mm砲Mk2に類似した砲塔を有し、3Pと呼ばれる特殊弾を使用する。3Pは"Prefragmented Programmable Proximity fused"(時限信管付き榴弾)の略で、対水上および対空両用で、目標に対する距離が測定されると、自動的に信管にデータが入力される。射撃は4点バーストで行われ、それぞれの弾薬は時間差を設け、順次炸裂する様に設定されている。ニテロイ級フリゲートの「モッドフラッグ」改修に際し追加搭載された他、海上保安庁のあそ型巡視船、ひだ型巡視船の主兵装に採用され、しきしま型巡視船の2番船「あきつしま」にも搭載された。

出典:wikipedia

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