『ワタナベ』は、窪之内英策による漫画。これを原作とした同名のテレビドラマも放送された。『ビッグコミックスピリッツ』で連載。平々凡々な日本の中流家庭、時野家に、地球から遥か2万光年彼方のカナーイ星からやってきたワタナベがホームステイすることとなる。ワタナベや時野家の人々を中心に、地球(日本)の文化や常識を知らぬワタナベの視点から人間愛、家族愛を描くファンタジー・ストーリー・ギャグ漫画。1993年に関西テレビ・阪急ドラマシリーズ枠で放送された。本放送は関西テレビ(大阪地区)ローカルで金曜日の19:00 - 19:30、関東ではフジテレビ(ローカル)でほぼ同時期に放送されたが、放送時間は日曜日早朝であった。阪急ドラマシリーズはフィルム作品が多いが、シリーズ最後の数作品はビデオ撮影であり、これもまたビデオ撮影である。本作の監督の一人は、今や世界的にも有名な黒沢清である。黒沢は阪急ドラマシリーズの最終番組となった『学校の怪談』(1994年)でも監督を務めている。プロフィールに「学校の怪談」は外せないものとなっているが、「ワタナベ」は取り上げられることは少ない。しかし、2004年以降の黒沢清トークライブや黒沢作品上映映画館などで「ワタナベ」「学校の怪談」が上映されており、このセレクトは黒沢本人の意向が大きく取り入れられていると思われる。詳細不明であるが、河崎実も製作に関わっているようであり、本人の公式サイトにも(簡単な表記ながら)掲載されている。また、小説家・エッセイストであり、多くの映像作品に関わってきた山田あかねも脚本参加している。坂田利夫をはじめ、関西吉本興業のお笑い芸人が出演していたが、いずれも標準語で演じている。
出典:wikipedia
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