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上方落語をきく会

上方落語をきく会(かみがたらくごをきくかい)は、1955年から年に数回大阪で開かれているABCラジオ主催の落語会。現在の上方落語では最古の落語会で、公演の模様を同局で放送することがある。第1回は1955年(昭和30年)12月1日、大阪高麗橋の三越劇場で行われた。1953年(昭和28年)、2代目桂春團治が没し、大看板が皆無となり、没落寸前であった上方落語であったが、数少ない噺家は、6代目笑福亭松鶴(当時、4代目枝鶴)と3代目桂春團治(当時、2代目福團治)らが出演する戎橋松竹派と、3代目桂米朝、5代目桂文枝(当時、3代目小文枝)らが出演する宝塚落語会派の2つに分かれていた。これでは上方落語も滅んでしまうと思い立った、ABCラジオの松本昇三と澤田隆治が企画し、引退同然だった4代目桂文團治と橘ノ圓都を上置きに、両派の顔をそろえて始めた。反響は大きく、年に2,3回のペースで時には東京からの来演も交えながら着実に実績を重ねた。昭和30年代には、松鶴、米朝、春團治、小文枝のいわゆる上方落語四天王を中心に、60年代後半になると、笑福亭仁鶴、2代目桂枝雀、桂三枝(現・6代桂文枝)、2代目桂春蝶といった次世代の若手たちの登竜門になり、空前の落語ブームといわれた時代の中心の落語会となった。やがて、落語家が増え、落語会もあちこちで開催されるようになると「上方落語をきく会」もよりテーマ性を強く打ち出したプログラムで構成されるようになった。 その中で第69回に行われた新作落語特集は、創作落語ブームの嚆矢となる役割を果たした。尚、季刊「上方芸能」の前身の機関紙はこの会とは無関係で、北御堂で開催されていた同名の落語会で発行されていたものである。また、ABCの会は北御堂の会と区別するため、一時期「ABC上方落語を聴く会」と称していた事がある。1997年からは、公演と同時に収録した演目の一部を『日曜落語 〜なみはや亭〜』(ABCラジオ)で放送。同局が開局60周年を迎えた2012年からは、1月に開かれる公演の生中継を実施している。朝日放送開局60周年記念事業の一環として、2012年1月23日(月曜日)から1月25日(金曜日)まではABCホール、1月26日(土曜日)のみ梅田芸術劇場(シアター・ドラマシティ)で開催。自ら高座に上がるほど落語に造詣の深い三代澤康司が全公演の総合司会を務めるほか、『日曜落語〜なみはや亭〜』の席亭(進行役)である伊藤史隆(いずれも同局アナウンサー)や、ABCラジオのパーソナリティが「日替わり席亭」として出演した。なおABCラジオでは、公演の大半を生中継。ABCホールでの公演分を19:00 - 21:00に、最終日に当たるシアター・ドラマシティでの公演分を12:30 - 15:30(昼の部)・18:00 - 21:00(夜の部)に放送した。いずれの中継でも、公演の前半と後半の合間に、前半で高座に上がった落語家と「日替わり席亭」がステージ上で鼎談。公演日によっては、演目に共通のテーマを設けたり、進行役以外の朝日放送アナウンサー(芦沢誠・柴田博・北村真平など)が落語家に交じって大喜利に挑んだりしている。また、最終日の1月26日には、8時間半にわたる放送枠を編成。「昼の部」と「夜の部」の合間(15:30 - 18:00)には、『ABC朝日ニュース』『ABC交通情報』をはさみながら、ABCラジオのスタジオから芦沢の進行・小佐田定雄(落語作家)の解説で特別企画「上方落語をきく会 あの素晴らしい噺をもう一度」を放送した。この企画では、同局の落語ライブラリーに所蔵されている貴重な音源から、6代目松鶴・5代目文枝・2代目枝雀が生前に「上方落語をきく会」で披露した名人芸を紹介している。演者:演目が生中継で放送される落語家(芸名は出演時点、出演順に表記)
●:当初出演を予定していた笑福亭松喬が病気療養で休演したことによる代演
◎:出演時点で朝日放送のアナウンサー
『 』:出演時点で「日替わり席亭」がレギュラーを務めていたABCラジオの番組
2013年1月26日(土曜日)にシアターBRAVA!で開催。昼の部(12:00開演)と夜の部(17:30開演)の2部構成で、三代澤と伊藤が共同で総合司会を務めた。また夜の部では、病気療養のために「朝日放送創立60周年記念 ABCラジオ上方落語をきく会」の休演を余儀なくされた笑福亭松喬が「大トリ」で高座に上がった(同年7月30日に逝去)。ABCラジオでは、当日の12:30 - 21:00に特別番組として、「ABCラジオ 上方落語をきく会」を編成。昼の部・夜の部の全公演をほぼ生中継で放送した。各部の中入り(休憩時間)には、朝日放送本社のラジオ報道ブースから『ABC朝日ニュース』『ABC天気予報』、シアターBRAVA!舞台袖特設ブースから演目を終えたばかりの落語家と三代澤・伊藤による鼎談をそれぞれ放送。昼の部と夜の部の合間(15:30 - 18:00)には、上記ブースからの生中継企画として、桂団朝・宇野ひろみの進行で『歌謡大全集』(1975年度 - 2010年度のナイターオフ期間に放送された楽曲リクエスト番組)を特別に復活させている。2014年2月1日(土曜日)に梅田芸術劇場(シアター・ドラマシティ)で開催。前年に引き続き、昼の部(12:00開演)と夜の部(17:30開演)の2部構成で、三代澤と伊藤が共同で総合司会を務めた。ABCラジオでも、前年に続いて、当日の12:30 - 21:00に特別番組「ABCラジオ 上方落語をきく会」で昼の部・夜の部の全公演を放送した。昼の部と夜の部の合間(15:30 - 18:00)には、『ABCニュース』『ABC交通情報』をはさみながら、ABCラジオのスタジオから昼の部の開口一番を務めた笑福亭鉄瓶と北村真平の進行・小佐田定雄の解説で、2年前と同趣旨の特別企画「鉄瓶・真平の上方落語ちょっといい話」を放送した。2015年1月31日(土曜日)に梅田芸術劇場(シアター・ドラマシティ)で開催。本編の構成は前年と同じ。昼の部と夜の部の合間(15:30 - 18:00)には、『ABCニュース』『ABC交通情報』をはさみながら、ABCラジオのスタジオから鉄瓶と北村の進行・小佐田の解説で、特別企画「上方落語若手噺家図鑑」を放送した。2016年1月30日(土曜日)に梅田芸術劇場(シアター・ドラマシティ)で開催。昼の部と特別企画の構成は前年と同じ。夜の部では朝日放送開局65周年記念企画として「しごきの会」が28年ぶりに復活した(後述)。将来を期待される若手・中堅の落語家が、大御所の助演を受けながら、ネタおろしを3席行なうというもの。1972年8月の第47回で10代目桂小米(後の2代目枝雀)が米朝、松鶴の助演を受けて初めて開催。以後、2代目春蝶、4代目林家小染、三枝、5代目笑福亭枝鶴、朝丸(ざこば)、文珍、八方、べかこ(3代目南光)、きん枝が挑戦した。1988年の桂雀々を最後に当企画は休眠していたが、『歌謡大全集』『ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です』のパーソナリティとしてABCラジオと縁の深い南天に白羽の矢を立て、2016年に復活した。以下は、ABCラジオでかつて放送された深夜番組で、当落語会から収録した音源を内包コーナーで定期的に放送。

出典:wikipedia

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