全国地区対抗戦(ぜんこくちくたいこうせん)とは、かつてオートレースで開催されていたGI競走の1つである。平成になって新設された特別企画競走で、第1回は1989年12月に開催された。一定期間における、各地区A級・B級・C級の成績上位選手が選抜され出場する。特色として、通常の競走と同様の個人対抗のみではなく、各レース場の参加選手の成績による地区対抗戦も行われた点である。また、通常の特別競走(後のSG競走)とは異なり、各ランクの上位選手による優勝戦が行われるため、特徴的な番組編成が売り物であった。1995年のグレード制導入の際にGIとなり(同じく特別企画競走であったスーパースター王座決定戦はSGになった。因みに、現行のGIはかつては甲種記念競走、GIIは乙種記念競走と分類されていた)、記念競走として扱われることになった。更に、1997年にはそれまでの最大の特徴であった『各ランクの上位選手による優勝戦』が改められ、A級選抜戦と新鋭選抜戦(デビュー10年未満の選手で、A級選抜戦に選出されなかった選手が選抜される)へと変更された。これは、同時期に新設されたSG競走「東西チャンピオンカップ」との一本化が計画されていたからとも言われるが、詳細は定かではない。しかし、2001年に行われた競走制度改革に伴い、東西チャンピオンカップ共々廃止された。※地区優勝は第10回以降廃止された。
出典:wikipedia
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