どせいさん()は、任天堂から発売されたコンピューターRPG『MOTHER』シリーズに登場する架空のキャラクターである。どせいさんは、コンピュータRPG『MOTHER2 ギーグの逆襲』と『MOTHER3』(以下、『2』『3』と表記)に登場する種族。『2』では「サターンバレー」、『3』では「どせいだに」という集落で暮らしている。人間社会でこっそり生活する者や、集落から出て活動する者もいる。丸みを帯びた体型に、大きな鼻と猫のようなひげ、太めの眉毛、2本の足が付いている。頭に伸びた一本の毛には、赤いリボンが結び付けられている。性別の有無は不明だが、『3』では自らを「おんな」という者がいる(ただし、外見からは判別不能である)。個別の名前を持っていない(彼らいわく「みんなおなじ」)。一方で主人公の名を「いいなまえ」と評し、人間の個別の名前についての知識や理解がある。「どせいさん語」という独自の言語を用いる。一般的な日本語に近いものの言い回しはかなり独特。台詞は特殊な形をした平仮名の専用フォントで表示されるが、これは、MOTHERシリーズの作者である糸井重里の娘が4~5歳のころに書いた文字を基にしている。『2』の北米版『』ではアルファベットを崩した専用フォントで表示される。『2』と『3』では言葉遣いが微妙に異なり、『2』では「ぷーぷー」「ぽえ〜ん」、『3』では「〜でごじます」「ぽてんしゃる!」などの言葉を発する。テーブルの上に椅子を配置したり電話機をわざわざ高い所に設置するなど、一般の人間とは異なる感性を持つ。温泉でコーヒーを飲む習慣がある。『3』では「ブタようかん」が好物で、怖い話(想像するだけでも痛くなる話やおぞましい話)をされることを非常に恐れる。『2』では非常に高い技術力を持ち、「スペーストンネル」と呼ばれる時空間転移装置を容易く作る(しかも2号機の完成後、即座に3号機を完成させる)。『3』では、数羽の鳥のエネルギーで主人公たち全員を運べる装置を作ったり、移動用の機器を作成・改良したりしている。ただ、どのようにして作っているのかは謎である。「どせいさん」という名前から、宇宙人(土星人)だと思われることもあるが、公式設定では「素性は不明」とされている。糸井重里によると、どせいさんは「イノセント」の象徴で、社会に適合できないけれども実は人並みはずれた力を持っている存在として描かれている。
出典:wikipedia
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