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攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG

『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』(こうかくきどうたい スタンドアローンコンプレックス セカンドギグ)は、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の続編となるSF・TVアニメ。スカパーのパーフェクト・チョイスでは2004年より放送された。前作で解散に追い込まれた公安9課が再結成してからの物語となっている。当シリーズを約160分にまとめた総集編『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX Individual Eleven』が製作された。「STAND ALONE COMPLEX」シリーズとしては続編『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』も製作されている。スタッフは前作の『S.A.C.』とほぼ同じであるが、ストーリーコンセプトに押井守が参加している。本作は『S.A.C.』から2年後の西暦2032年が舞台となっている。「個別の11人」を名乗るテロリストの事件を発端に、公安9課復活の経緯から9課と敵対する内閣情報庁の登場と暗躍、個別の11人事件と、それに伴うクゼの登場からその追跡の模様、その他一話完結のストーリーを織り交ぜながら展開していく。後半は内閣情報庁の情報操作や工作活動によって国民の難民への不信感と反発がさらに増し、その結果として生じた招慰難民の一斉武装蜂起、クゼによる「革命」や自衛軍による出島総攻撃、米帝による出島への核攻撃などが描かれる。2006年には「個別の11人事件」を描いたエピソードを約160分にまとめた『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX Individual Eleven』が制作され、DVDでリリースされた。2001年9月11日に、アメリカ合衆国で同時多発テロ事件が発生しており、『2nd GIG』では、9.11以降の戦争を描くことが作品のテーマの一つとなっている。『攻殻機動隊』テレビアニメ化の当初の段階では、『S.A.C.』全26話で終了する予定であり、そのようにプロットが構築されていた。『S.A.C.』第2話完成時に急に26話追加して全52話にすることになり、『S.A.C.』の制作と同時に『2nd GIG』のシリーズ構成が行われ、『2nd GIG』にはストーリーコンセプトとして押井守が参加することが決定した。押井は神山に「9.11以降の戦争を描け」というテーマを投げかけ、そこから「招慰難民」という設定が作品の中核に据えられた。2001年12月22日に、巡視船が不審船と交戦の末、不審船が自爆と思われる爆発を起こし沈没する事件があった。この不審船は、調査で北朝鮮の工作船であることが判明した。この事件を受け、押井は神山に、作品内で不審船を描くよう指示した。神山によると、これが押井の指示の中で一番具体的なものであったという。元々『S.A.C.』におけるサリンジャーに当たるものとして、セカンドシーズンである『2nd GIG』では三島由紀夫が考えられていた。神山は『S.A.C.』で「赤報隊」の問題にやり残した感があったと考え、『2nd GIG』で日本における右翼や在日というテーマを扱おうとした。そのために「個別の11人」という素材を採用し、三島由紀夫がその中核に据えられていた。三島由紀夫の『近代能楽集』は9編で構成されているが、神山はこれに「ロングアフターラブ」を足した10編とするという逸話を聞き、さらに幻の1編が存在し、それが「個別の11人」だったという設定を考えていた。しかし、事前の聞き取りでは、三島の作品をこのような形で使うことは許可を取るのが不可能であるという意見が多く、また右翼団体が会社に来る可能性まで勘案し、そこまでのリスクは負えないと判断し、プロットの段階でこのアイデアは断念された。三島は1960年代のフランスの思想家シルベストル(架空の人物)に、『近代能楽集』の幻の1編であった「個別の11人」は、シルベストルによる「初期革命評論集」の幻の1編に変更された。神山はこの変更に対し、現実に存在する危ないネタをスポイルしながら始めてしまったため、自分の中で少しずつリアリティが失われていったと述べている。神山のスタイルは、皮膚感覚を作品に投影していくというものであるが、三島であれば皮膚感覚的にひりひり来ていたいのが、架空の思想家シルベストルに変更することでぼんやりしてしまったため、その時点で全体の方針を再考すべきだったかもしれないと振り返っている。思想家の東浩紀はこれに対し、シルベストルに変更したことで、含意が大幅に薄くなり、リアルさが失われたと指摘している。IN: individual (個別の11人)エピソード  DI: dividual(分離・単独)エピソード  DU: dual(複合)エピソード




出典:wikipedia

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