『やる気まんまん』(やるきまんまん)は、横山まさみち画、牛次郎原作の成人向け漫画である。夕刊紙の日刊ゲンダイに、タブロイド版の1ページを使って『やる気まんまん』『新やる気まんまん』『やる気まんまん 性遊記』が1977年から1996年まで連載されていた。1996年からは横山が原作も担当し、主役級キャラクターであるオットセイの設定など大筋はそのままに、続編的作品である『それいけ!!大将』を掲載。横山は2003年10月14日に死去したが、生前中に原稿を完成させており、その原稿の掲載終了とともに完結した。その後、2005年9月から2007年3月まで傑作選が3部に分かれて再連載された。成人向け漫画のためストーリーの中心は性行為であるが、購入に年齢制限のない夕刊紙に掲載されていたため、性器については婉曲的な描写がされており、男性器(陰茎)はオットセイ、女性器は貝(二枚貝、巻貝の両方がある)で描写されていた。なお、関西テレビ制作のオークションバラエティー番組『とんねるずのハンマープライス』で、「貝役として出演出来る権利」が出品されたことがあり、若い女性が落札した。単行本は一度絶版になったが、2006年5月にマガジンファイブによって復刊されている。また、オットセイのキャラクターはピンバッジとして商品化もされている。1989年にアニメ化もされ、東映ビデオから東映Vアニメレーベルで計3作がリリースされている。2007年には成人向け映画として実写化もされた。2007年10月から2008年7月にかけて、関連作品「それいけ! オット君『谷間の湿地帯』探検記」が「横山まさみちプロダクション」執筆で週刊実話にて連載された。2007年12月、「横山まさみちプロダクション」の書庫から本作の原稿約800枚が盗み出された。犯人は2009年4月に逮捕されたが、原稿は東京・神保町の古本屋に数万円で売却されており、約80枚は回収したものの残りは転売されていた。主人公が性技を駆使して、自分の男性器にしてその分身的存在であるオットセイと共に「先に相手をイかせた方が勝ち」というルールで数々の美女とセックスファイトを行う、というプロットは全作共通している。1989年から1990年にかけて東映VアニメレーベルのOVAとして全3巻でリリース。各巻いずれも30分。アニメ製作はナック(現:ICHI)が担当。『性遊記』を原作としている。1991年には株式業界で活躍するビジネスマン・西野万太郎を主人公とした外伝的作品である『あげまんと福ちん』が上記OVAのスタッフにより製作されており、キャストにも引継ぎが見られる。なお『あげまん-』はMY-VIDEOからの発売のため、東映Vアニメではない。2006年から2007年にかけて、これら4作品がラインコミュケーションズよりDVDでリリースされた。2007年、漫画家であり映画監督でもある杉作J太郎が実写映画化。主演は俳優の中野英雄、共演には豪華かつ異色の出演者が多数登場し、加藤鷹(AV男優)や 久保新二(日活ロマンポルノ俳優)などが出演している。オットセイなどの性描写には、中野英雄、金山一彦、松田ケイジ、真勝國之などが出演。杉作J太郎監督作品だけに、掟ポルシェ、吉田豪などの男の墓場プロダクションでおなじみの面々も参加している。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。