LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

はしだて (特務艇)

はしだて(ローマ字:JS Hashidate, ASY-91)は、海上自衛隊のはしだて型特務艇 (ASY"HASHIDATE"Class)のネームシップ。艦名は天橋立に因むもので、大日本帝国海軍以来用いられてきた伝統ある名である。その豪華な内装や任務の特殊性から『海の迎賓館』、『迎賓艦』、『迎賓艇』とも呼ばれる。はしだての任務はは国内外の賓客を招いての式典や、海上自衛隊を訪問した諸外国の将校団との会議・会食、マスコミやメディア関係者との懇親会などの『迎賓』であり、当初から戦闘を想定しない非武装の艦艇である。特務艇は1964年東京オリンピックのヨット競技を支援すると共に、競技を観覧する各国賓客を乗船させるために掃海艇を改装した「ゆうちどり」が初代であり、以後現役を退いた艦艇を改装してきたが、本艇では初めて完全新造の新規建造艦となり、また迎賓以外の機能も備えた多機能艦艇となっている。2015年現在、唯一のはしだて型であり、特務艇も当船のみである。先代の迎賓艇であった「ひよどり」が老朽化したことに伴い計画された。平成9年度計画91号として日立造船神奈川工場で1998年(平成10年)10月26日に起工され、1999年(平成11年)7月26日に進水、同年11月30日に就役し、横須賀地方隊隷下の横須賀警備隊に配備された。海上自衛隊の迎賓艦艇としては初めて最初から迎賓艇として設計・建造された艇である。平甲板型の船体に、船尾まで延びる3分の2の上構が乗っている。本艇は海上自衛隊艦艇としては数少ない2色塗色となっており、上部構造物と艇体の上端は白色に塗り分けられている。煙突は2本あるが左舷側の煙突は排煙装置としての機能はない“ダミーファンネル”で、通信アンテナ等を装備するマストとしても用いられており、内部には艇内への階段が収められている。操舵装置は、当時自衛艦に導入されつつあった統合型操艦装置で、操舵と主機の制御を1人で行なうことが可能である。艦橋前方の上甲板には搭載艇が装備されており、右舷側に搭載艇用のダビッドを備える。搭載艇は使用時以外は白色のカバーで覆われている。艦橋と煙突の間の01甲板には可動式テントを有する、約130人を収容可能な立食パーティー用スペースとなっており、防水加工を施した木製の甲板と手すりになっている。上構の1階部分は約20名を収容可能な会議室となっており、大形ディスプレイを備えている。この大形ディスプレイや机上のパソコンは、隣接する通訳室とリンクさせて同時通訳を表示する等の連携が可能である。会議室は通訳室と併せて指揮所として運用することもできる。上構の最後尾には約20人を収容できる休憩室となっており、三方のブラインドを開けると広い視界が確保される。内外からの賓客を迎える本来の迎賓艇としての機能に加え、阪神・淡路大震災以降重視されている災害派遣における医療支援機能や救難指揮機能を有している。会議室は災害時の対策本部として運用可能で、パーティー用スペースはテントを張って、カンバスで区切りマットレスを並べることで臨時の医療室とすることができる。休憩室も、折り畳みベッドを並べて病室とすることができる。なお、これら医療支援任務に用いられる医療器具は本艇の備品として常に搭載されている。医療支援任務に就いている際に本艇が沈没する場合に備えて、乗組員のみならず負傷者や医療者の救命胴衣も搭載している。尚、賓客用の宿泊設備はなく、通常は宿泊艦としては使用されない。任務上、一切の武装は搭載されていないが、2001年の「アメリカ同時多発テロ事件」に対応して非常警戒態勢が敷かれた際には、武装した警備要員を乗艦させて横須賀港内の警戒任務に当たっている。自衛隊の艦艇であるため厨房の調理員も自衛官であるが、特に腕の良い人員が集められることから、はしだてでの勤務は名誉とされる。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。