『うっちゃれ五所瓦』(うっちゃれごしょがわら)は、なかいま強による日本の高校相撲漫画、およびこれを原作としたOVA作品。第35回(平成元年度)小学館漫画賞受賞。週刊少年漫画雑誌『週刊少年サンデー』(小学館)に、1988年19号から1991年29号まで連載された。単行本は小学館:少年サンデーコミックスより全12巻、小学館文庫より全6巻。主人公の五所瓦と仲間たちが、力を合わせて最強のライバル打倒を目指す、典型的なスポーツ漫画。武蔵山高校三年生、五所瓦 角は、たった一人の相撲部員。来年度以降の廃部が決まった相撲部に最後の花を添えるため、インターハイ団体戦で優勝できるメンバーを集めていた。そんな彼の誠意と熱意に、柔道インターハイ制覇した柔道部主将清川薫、プロレスラー志望のレスリング部員関内孝之、ハッタリとコケオドシを得意とする硬派の応援団員難野一平、小心者だがチョンマゲの似合う巨漢の囲碁部雷電五郎、……といった個性的なメンバーが集結する。彼らは即席チームメイトながらも、五所瓦の熱意に応えるため一致団結し、自分たちの得意技を駆使して、次々と個性的な敵チームを破り、地区予選を勝ち進んでいく。ここ数年、高校相撲の王者となっている私立校。全国から素質ある選手が集まっており、団体戦メンバーは「よそのチームの大将格と同じ」と五所瓦が評しているほどの強者揃い。実力だけでも圧倒的だが、さらに「個人戦で有力選手を潰す」などの卑劣な策略を弄する手段を選ばないダーティーな一面もある。五所瓦もこのチームとは合同稽古をさせてもらっているので、一応は顔見知りである。春大会では予選リーグ敗退だったが、丙馬の加入から躍進を遂げる。作中においては、予選リーグにて武蔵山との決定戦で敗退したものの、本戦出場のチーム・吉田高校が食中毒で棄権の為に急遽再戦、敗退となっている。その他のレギュラーは、先鋒・梅田(うめだ)、二陣・石井(いしい)、中堅・佐々木(ささき)、副将・米本(よねもと)。決定戦と再戦で石井と米本の顔が入れ替わっている。下級生部員・二瓶の十円ハゲのジンクスによって勝ち上がってきた異色のチーム。予選では武蔵山で喫した2つの敗北以外はすべて勝利だったものの、本戦では準々決勝にて小岩井率いる神山産業に敗退している。その他のレギュラーは、先鋒・神野(じんの)、中堅・山佐(やまさ)、副将・河野(こうの)、大将・田所(たどころ)。関内と因縁のある藤木の通う高校。相撲部は一応は8強入りをしているが、大会の観客からは地味で人気が無いと言われている、本戦では準々決勝で武蔵山と対戦。文字通り、関内と藤木の遺恨試合となった。その他のレギュラーは、先鋒・秋本(あきもと)、二陣・五味(ごみ)、中堅・渋井(しぶい)、副将・細井(ほそい)。武蔵山高校との対戦では、藤木の陰謀により渋井が棄権し藤木が中堅で出場した。「ナンバー2」小岩井を擁するチーム。その他のレギュラーは、先鋒・松下(まつした)、二陣・奥山(おくやま)、中堅・小島(こじま)、副将・篠田(しのだ)。元は無名のチームだったが、アルゼンチンからの留学生・アントニオの加入で躍進したチーム。本戦では準決勝にて黒島と対戦し、力の差を見せ付けられて敗北。武蔵山とは一度も対戦していない。アントニオ以外のチームの選手の名前はお笑い芸人をモチーフにしている。(先鋒・花紀、二陣・岡、中堅・間など)春大会の準優勝チーム。大将・草津(くさつ)は春の個人戦3位の強豪。予選リーグ初戦にて武蔵山と対戦し、まさかの全敗。これによって決勝への道は閉ざされた。その他のレギュラーは、先鋒・前島(まえじま)、二陣・吉野(よしの)、中堅・司(つかさ)、副将・白山(しろやま)。レギュラー選手の名前は、先鋒・一文字(いちもんじ)、二陣・風間(かざま)、中堅・白鳥(しらとり)、副将・花形(はながた)、大将・一条(いちじょう)。応援の掛け声は非常に達者であるが、全員が難野と同じ位の貧弱な体型で、相撲の実力は皆無。予選リーグ第二戦の武蔵山との対戦において、二陣の風間が難野に勝利を上げるまで、全ての大会で負け続けていた。
出典:wikipedia
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