『ゆび』は、『週刊少年チャンピオン』に短期集中連載された漫画である。柴田よしきによる同名小説を原作として2005年50号から2006年1号まで掲載されたホラー漫画。構成吉村一八、作画を近藤豪志が務めた。単行本は未発売。当初は全8話の予定であったが、編成の都合で連載前に4話に短縮された。ある日、主人公・亮の同級生だった三倉が遺体で発見され、発見現場にやってきた亮と雪奈は動く指と、ゆびによって老人が殺される一部始終を目撃する。その後、三倉の通夜に向かった亮は過去に目撃した殺人事件の記憶や、再びゆびによる殺人を目撃し頭を悩ませる中、謎の少女・裕子と出会う。ところが、通夜の途中に突如、大量のゆびが押し寄せ次々と殺人や事故を起こし、世界は大量のゆびによって破壊されてしまった。

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