人形館(にんぎょうかん)とは、渡辺茂によって作られたミュージカル風の劇である。英語では、もっぱら「Chris and the Puppets(クリスと人形たち)」の名で知られており、この英語劇を元に作られた劇である。1970年代から1980年代にかけて多くの小中学校で人気を博した。小中学生がこの劇を上演する際は、元の台本が若干リメイクされている場合が多い。この作品は、1978年、東京都豊島区立雑司ヶ谷中学校演劇部と渡辺茂によって作られた。(渡辺茂にとっては9本目の作品である。)原案は当時の部員が提案したもの。その後、演劇部メンバーの人間性に合わせて各キャラクターを設定していったため、「'78雑演のあるメンバーしか雰囲気を出せないセリフがあり、」と渡辺茂本人が言っているように、初めはこの「演劇部のための演劇」であった。2006年夏、「人形館それからpartⅡ」を発表。この作品は前作人形館の続編である。しかし、間に未発表作「人形館それからpartⅠ」がはいるため、実質3作目といえる。部員7名の演劇部のために製作したため、人形の数は大幅に少なくなっている。「人形館」上演時間:約50分出演人数:16人「人形館それからpartⅡ」上演時間:約50分出演人数:8人人形館 舞台は町外れにあるさびれた「夢里人形館」。そこに、窮屈な人間世界が嫌になり、自由を求めて旅立ってきた少女 春野香が迷い込む。泊まる場所を探していた彼女は、管理人(おばさん)に許可を取ると、人形の置いてある部屋でそのまま寝てしまう。何時かを告げる時計の音が鳴り響いたとたん、人形たちは自分自身で糸を切り、踊り始める。少女の話を聞いた人形たちは、彼女に「ある提案」をする。人形館それからpartⅡ 前作から数年後。数ヶ月前に閉鎖された「人形館」を夢界専門探偵・公司一茶が訪れる。深夜0時に自由になる人形たちは公司探偵を外敵とみなし、戦う。その中で、人形たちは信じられない事実を知る。
出典:wikipedia
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