加賀温泉駅(かがおんせんえき)は、石川県加賀市作見町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)北陸本線の駅である。加賀市内の駅では特急列車が最も多く停車し、加賀温泉郷各地へのバス路線が発着している。元々は普通列車しか停車しない小駅に過ぎなかったが、隣接する動橋駅と大聖寺駅が片山津温泉、山代温泉、山中温泉の各地元を巻き込み特急停車をめぐって激しい争奪戦を繰り広げたため、これを沈静化する目的で両者の中間にあるこの駅に特急列車を集約して停車することとなり、駅名を改称して周辺の温泉地の玄関口となった(急行列車についても基本的にはこの駅に集約されたが、一部の列車は大聖寺駅にも引き続き停車した)。当時は現在のように特急を短い区間で停めることは避けられており、当駅改称直前こそ特急「雷鳥」と「しらさぎ」の全てが動橋駅と大聖寺駅の両駅に停車していたが、当時の常識からいうとこれは例外中の例外であった。増発の際の選択停車化や、スピードアップの足かせと考えられることは目に見えていたため、喧嘩両成敗のような措置が取られた訳である。したがって、「温泉」を名乗ってはいるが駅の近くには温泉はなく、「加賀温泉」という温泉も存在しない。島式ホーム2面4線を持ち、待避設備を有する地上駅。駅舎から各ホームは通路で連絡している。ホームは2階にある。直営駅(小松駅の被管理駅)かつみどりの窓口設置駅。北陸新幹線は相対式ホーム2面2線と中央に通過線2線を有する高架駅として計画されている。予定地は駅南側で、現在なら駐車場などとなっている。現在の販売業者である高野商店は元は福井県の今庄駅の駅弁業者であった。北陸トンネルの開通で大聖寺に移転したのち、作見の加賀温泉への改称と特急停車により駅弁の需要が生じたため、当時の国鉄の勧めで当駅に移転した。駅の裏側に社屋がある。主な駅弁は下記の通り「石川県統計書」「加賀市統計書」によると、一日の平均乗車人員は以下の通りである。2008年5月1日をもって上記以外の3路線以外のバスは廃止された。なお、以前当駅から出ていた粟津温泉行は小松駅から数本運行されている。廃止路線における今後の動き(コミュニティバス化など)については未定。過去には大聖寺、加賀市民病院へ向かうバスも乗り入れていた。※特急「サンダーバード」「しらさぎ」「ダイナスター」「おはようエクスプレス」「おやすみエクスプレス」(うち、「サンダーバード」は一部通過)の隣の停車駅は各列車記事を参照のこと。
出典:wikipedia
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