部(じゅうぶ)は、漢字を部首により分類したグループの一つ。康熙字典214部首では114番目に置かれる(5画の20番目、午集の20番目)。「」字は獣の足跡を意味する。『説文解字』によると「蹂」の古文で、「ム」が獣の足が地面を踏んだものの象形、「九」が声符であるとする。偏旁の意符としては獣に関することを示す。偏旁の配置構造としては下の脚の位置に置かれる。なお通常は囲い(九)の中は「ム」形であるが、上の偏旁から貫いているときは1画目がまっすぐとなり⊥に点の形となる。注意することは「」の「ム」がそのまま2画(日本の新字体では3画)であるの対し、「」の「ム」形は⊥+点に合わせて3画と数えられており、明朝体のデザインによっては3画を強調しようと1画目の終端と2画目の先端とのずれ具合を大きくするものがある。篆書などでは終端を輪状にした1筆で書けるものであり、と同様の変化である。3画と数えるのは単に分類を目的とした画数順字書の性格上、統一性をもたせたものであって、筆記する際にわざわざ離して書かなければならないというものではない。なおを構成要素と「」「禹」「禺」「禽」は新たな偏旁となっており、もっぱら声符として使われている。そのため、これらを構成要素とする漢字はもっぱら偏や冠に従って他の部に収められており、禸部は他の部に分類しきれなかったものを収めている。
出典:wikipedia
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