ジェームス・エドウィン・トレーシー（James Edwin "Jim" Tracy , 1955年12月31日 - ）は、アメリカ合衆国オハイオ州ハミルトン出身の元プロ野球選手。現役時代は外野手で、にドラフトで4巡目でシカゴ・カブスに指名される。メジャー昇格。に横浜大洋ホエールズに入団、1年目は打率3割を記録するなど活躍した。は開幕早々起用法をめぐり関根潤三監督と衝突し、シーズン途中で帰国。この年限りで引退。モントリオール・エクスポズ、ロサンゼルス・ドジャースのコーチを経て、ドジャースの監督に就任。にはチームを地区優勝に導く。からまではピッツバーグ・パイレーツの監督を務めた。、コロラド・ロッキーズのベンチコーチに就任。同年5月、成績不振により解任されたクリント・ハードル監督の後を受けロッキーズの監督に昇格。若手起用の采配が当たり、驚異的な追い上げを見せ、ワイルドカードでのプレーオフにまで進出。その結果、この年の最優秀監督賞として選出された。は、地区最下位に沈み、シーズン終了後に辞任した。6月30日に、2015年パンアメリカン競技大会の野球アメリカ合衆国代表監督を務めることが発表された。同大会では決勝のカナダ戦でサヨナラ負けし、準優勝だった。

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