ユニパルス株式会社()は、東京都中央区に本社を置く計測制御機器・FAメーカー。1970年、現会長兼社長吉本喬美が各種電子機器の開発、製造および販売を目的として設立、1972年本社を東京都文京区後楽一丁目に置き制御機器、電源装置、高周波応用機器、工業用計測システム等々の設計、製造に着手。その後、現在の主力製品となるロードセル指示計及びデジタル指示計の開発・生産を開始する。1981年本社を埼玉県越谷市に移転。1998年店頭公開、2001年東証第二部に上場。上場後進出した新規事業の不採算部門から撤退。赤字転落後、FA/ウェイング等の標準品の開発と販売、成長が見込まれる物流関連CMSを基幹事業とし経営基盤の強化を図った。2006年100%子会社として千葉市の電気設備施工管理会社 ㈱昭永電設、横浜市の半導体検査装置などの開発会社の協同電子システム㈱を取得。2008年 札幌市場に上場していた光計測装置、情報機器、精密計測装置の開発製造販売会社の㈱ナノテックスを株式公開買い付けにより100%子会社とするなどM&Aに積極的。2010年本社を日本橋に移転。2011年中国に販売子会社のユニパルス貿易(無錫)を開設。アジアに向けて営業拡大。基幹製品の両翼の一つ、計量計測機のウェイングは創業以来最も得意とする重量計測による機械の制御、のノウハウに情報処理ソフトウェアの開発力を融合し、重量充填機、配合計量などとして、化学・食品・建築資材などの原料計量に使用され、様々な生産ラインに組み込まれている。もう一つは、FAと呼ばれファクトリーオートメーションの略。圧入、加締などの圧力荷重制御や回転機器のトルク制御など、生産ラインの品質管理に最適なパフォーマンスを発揮する。また、創業来開発を重ねているロードセルと呼ばれるセンサー(力や重さによる金属の微少な歪みによって抵抗値が変化する)は、微細な電気信号をアンプで増幅し数値表示及び制御信号を出力して生産ライン上の機器を制御するロードセル指示計やデジタル指示計が主力製品。それらに付随するプリンタや大型表示器等の周辺機器も開発しているが、工場の生産ライン上に組み込まれる製品のため、一般の人が実際に見ることはまずないが、さまざまな業種(食品から自動車まで)の工場等で使用されている。その他、地震、雨量、積雪、風速、風向、データ収集・記録などのさまざまな自然現象や、生産現場における変位、衝撃、圧力などのデーター収集・記録を行うデーターロガーを開発、災害防止のための予防予知に使用されている。CMSといわれる物流仕分けシステムは、無線・重量計測のノウハウを利用しドラッグストア、コンビニなどの少量多品種の仕分けに最適で大手物流センター内に導入されている。
出典:wikipedia
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