中 康次（なか こうじ、1948年6月26日 - 2015年12月19日）は、日本の俳優。中 康治（読み同一）、中 孝舟（なか こうせい）の名でも知られる。本名は福中 康治。京都府京都市出身。京都府立嵯峨野高等学校卒業。身長191cm、血液型はB型。高校時代に父が病死し、高校卒業後すぐに上京。ファッションモデル、CMモデルの仕事をしながら生計を立て、1978年『姿三四郎』（日本テレビ）で俳優としてデビュー。1979年、斎藤光正監督のSFアクション『戦国自衛隊』（角川）で、戦国時代の上杉・武田の争いの真っただ中にタイムスリップする現代の自衛隊員のひとりを演じ、191cmの長身と甘いマスクで正統派の二枚目として注目を集めた。以後、『柳生あばれ旅』（テレビ朝日）、『宮本武蔵』（NHK）、『スケバン刑事』（フジテレビ）などのテレビドラマで活躍。1986年の東京宝塚劇場『三味線お千代』で初舞台を踏んでからは、多くの舞台にも出演した。1993年には、東映のスーパー戦隊シリーズ『五星戦隊ダイレンジャー』（テレビ朝日）でチームの指揮官である、道士・嘉挧（かく）役でレギュラー出演。晩年は、所属事務所の付属養成所である「スタジオ191」での後進の育成がメインになっていた。特技は、空手、殺陣。2015年12月19日、直腸がんのため死去。67歳没。生前の公式プロフィールでは、1951年生となっていたが、実際は1948年生である。『戦国自衛隊』で共演した速水亮、錦野旦、高橋研、清水昭博とは一緒に食事をしたり、遊びに行く仲の親友だった。

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