『女の中にいる他人』（おんなのなかにいるたにん）は、1966年に公開された日本のサスペンス映画。製作、配給は東宝。モノクロ、東宝スコープ。レバノン系イギリス人作家、エドワード・アタイヤのミステリ小説『細い線』（The Thin Line）を井手俊郎が脚色し成瀬巳喜男が監督した心理サスペンス映画。成瀬の遺作3部作のひとつ。なお、同小説は1971年にクロード・シャブロルも"Juste avant la nuit"の題で映画化している。2017年に本作をリメイクしたテレビドラマが、NHK BSプレミアムのプレミアムドラマ枠で放送（後述）。杉本は赤坂で親友の田代が一人で酒を飲んでいるのを偶然見かけ、合流する。その近くで杉本の妻さゆりが何者かに絞殺されていたことをその後知る。犯人がわからないまま時が経つにつれ、田代は気分が落ち込んでいき、ついに彼を悩ませていたある秘密を妻の雅子に打ち明ける。田代は杉本にも打ち明けるが、雅子からも杉本からも忘れるように諭される。秘密に耐えきれなくなった田代に意外な結末が訪れる。クレジット順2016年1月8日よりNHK BSプレミアム「プレミアムドラマ」枠にて放送予定。全7回。主演は瀬戸朝香。

出典:wikipedia