神戸ワイン(こうべワイン)は、兵庫県神戸市の神戸ワイナリー・農業公園で作られるワインである。神戸ビーフとともに神戸の地域特産品の一つである。世界的食品コンテスト「モンドセレクション」のワイン部門において、1988年以降、5年連続の金賞("International High Quality Trophy")の受賞を果たしている。近年では、国産ワインコンクール2012銅賞や、ジャパンワインチャレンジ2012において白ワインが銀賞を受賞している。神戸ワインの原料となるブドウは、「カベルネ・ソーヴィニヨン」「メルロー」「シャルドネ」「リースリング」「シナノリースリング」の5品種を中心に栽培している。神戸ワイナリー内の「垣根仕立て」で、カベルネ・ソーヴィニヨンやリースリングを栽培する以外にも、神戸市西区、北区の契約農家からブドウを公社が買い上げている。神戸ワイナリー・農業公園は、年間400トン(通常のボトルサイズにして約30万本強)の良質なワインを生産・出荷している。神戸市は、農業振興施策の一環として1979年(昭和54年)より、財団法人神戸市園芸振興基金協会を設立し、ワイン用ブドウの試験栽培を始めた。翌年に、神戸市葡萄果樹研究所を設立、果実酒類試験製造免許を取得して同市郊外西区押部谷町に用地造成を開始した。4年後の1984年(昭和59年)に農業公園「神戸ワイン城」を開園。本格的にワインの醸造を始め、神戸産ワイン専用ブドウ100パーセントの「神戸ワイン」のブランドとして積極的な販路開拓を開始した。市を挙げての農業生産体制が評価され、1990年度の朝日農業賞を受賞した。2000年以降は、財団法人神戸みのりの公社が設立され、同公社が市からワイナリーの経営を受託。さらに、2013年に一般財団法人神戸みのりの公社へと移行する。2014年(平成26年)にはワイナリー開園から30年目をむかえる。契約農家(平成25年4月現在)
出典:wikipedia
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