アサルト(ASSAULT)『アサルト』(ASSAULT)は、ナムコ(後のバンダイナムコゲームス)が1988年4月に発売したアーケードゲーム。先端にボタンの付いた2本のレバーで自機の戦車を操作する、トップビュー(見下ろし)任意スクロールシューティングゲームである。マップ中に配置された大型砲台をすべて破壊するとステージクリアとなる。レバーを2本用いた無限軌道(キャタピラ)車両の操作を画面回転を使って表現したため、比較的判りやすい仕様である。同じ年に、ゲームの難易度を2タイプから選択できるようになったマイナーチェンジ版として『アサルトプラス』も発表された。メカデザインは大河原邦男、音楽は細江慎治と野口和雄が担当している。1996年11月8日に発売されたプレイステーション版『ナムコミュージアム Vol.4』には、『アサルト』『アサルトプラス』が収録されている。人口膨張によって飽和状態に達したアジア諸国は、共同して宇宙への移民を計画した。 居住に適する惑星を、調査するためのパイロット1号機は、3000人の乗り組みキャパシティを持つ仕様で建造され、 旅だっていった。乗組員の構成は、約2000人が軍人で、残りは、他のアジアの科学者・技術者である。 ついに地球型の環境を持つ1つの星が発見された。しかし実に異様な惑星だった。 既存の物理学で、これを説明する事はできない。 強い生命反応があったため、降下機動部隊によって最初の一歩はしるされた。 原住民のような人間型原住民による、ほとんどの抵抗とも言えない戦闘の後、占領は完了した。 占領の後、惑星の調査をすると、意外にもその原住民は、高度な文明を長く維持していたらしい事が判明した。 地球の文明との相違は、軍隊というものがない、というより戦いを経験したことが無いらしいこと、 そのため簡単に地球人の侵入を許してしまったのだと結論された。 原住民の反撃を恐れた地球人たちは、第2次以降の移民団の安全を確保するためにも必要だったのだが、 もともと軍人が多かったこともあって、強力な軍事国家を作った。 浮遊大陸上の要所要所に要塞基地を配備し、つねに万全と思われる警戒を、怠りない。 ここから、プレイヤーは、原住民のファイターとなって、戦いが始まるのである。ナムコのマザーボードSYSTEM II基板を使用したゲームの第一弾。このゲーム基板の持つ回転・拡大縮小機能をうまく活かし、「自機では無くフィールドを回転させる」という方法で、同基板の性能をアピールするとともに判りやすい操作性を実現した。2本のジョイスティックがあり、2本とも前方に倒すと前進、2本とも手前に倒すと後退。右スティックを前方に倒し、左スティックを中央のままにすると左方向に旋回しながら前進する。左右のレバーを前後逆に入れることで素早く超信地旋回することも可能で、重要なテクニックとなる。自機を回転させる操作をすると、表示上は自機以外の敵・背景などが自機を中心に回転する。レバーを2本とも左右同じ方向に倒すと自機が真横へ転がる。左右に押し広げると機首を持ち上げ、グレネードという広い範囲を攻撃対象とする武器を発射することができるが、この間は移動・回転ができず近距離攻撃がしにくくなるため、敵の攻撃に晒され易い。また、マップ中に「エレベーター」と呼ばれる自機をジャンプさせる事ができる場所が存在する。自機をジャンプさせると、地形が遠くなるために画面が縮小して表示される。この際には使用武器がグレネードに固定され、より遠方の敵を攻撃可能。ただしエレベーターには使用回数制限がある。うまく使えば大量の敵を倒せるが、同時に広範囲の敵に認知される。更に着地時はほぼ無防備なため、無計画にジャンプを乱発するとかえって自機を危険に晒すことになる。途中で道に迷った場合はコンパスが表示されて、自機が進むべき方向をナビゲートしてくれる。プレイヤーは敵大型砲台を目指して現れる敵戦車を破壊しつつ進んでいく。ステージ中では常に時間制限があり、敵の弾に当たってミスになるだけでなく、タイムが00になってもミスで自機を1機失う。タイムはステージ開始時には表示されないが、タイムオーバー99秒前になると画面中央上にそれが表示されカウントダウンが始まる。時間内にすべての敵大型砲台を破壊すれば1ステージクリアとなり、残りタイム1秒につき50点がタイムボーナスとして得点加算される。当初のバージョンには、タイムが00になると同時にクリアするとタイムボーナスがフルに加算されるバグがあり、後期のバージョンやアサルトプラスでは修正されている。アサルトは全11ステージ、アサルトプラスは『イージーアサルト』と『スーパーアサルト』の2バージョンが収録され、それぞれは全5ステージ・全10ステージクリアでエンディングとなる。アサルトプラスのみ、全面クリア時に残機ボーナスとして1機につき20万点が加算される。同社の『グロブダー』(1984年12月リリース)と同様、敵を破壊すると残骸が残り、この上での自機や敵の機動性能は低下する仕様になっている。敵戦車には軽戦車と重戦車がある。後半ステージでは殆どの重戦車の耐久力が上昇している。
出典:wikipedia
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