ダンシングカラー（1998年 - ）は日本の競走馬。引退後は種牡馬となっている。従弟にジュライカップなどを制したレザークがいる。中央競馬で競走生活を送る。2000年、デビュー4戦目の未勝利戦で初勝利を挙げる。続くさざんか賞（500万円以下）も勝利した。2001年、初の重賞挑戦となった共同通信杯で5着、若葉ステークスで3着、そしてベンジャミンステークスでは1番人気に支持され勝利し、東京優駿（日本ダービー）に出走。11番人気と低評価だったが3着と好走した。しかし、神戸新聞杯に向けての調教中に右前脚に外傷を負い、レースを回避し療養することとなった。2002年、3歳上1000万円以下のレースで復帰を果たすも13着、その後2戦も凡走してしまった。2003年、吉野ケ里特別（1000万円以下）で2着となるもこれが最後のレースとなった。2004年よりダンシングブレーヴの後継種牡馬となる。2005年にファーストクロップとなる産駒が誕生。供用2年目には10頭の産駒が生まれたが、すべて牡馬という珍記録も出している。2007年6月19日、旭川競馬第4競走アタックチャレンジでダンシングクエストが勝利し、この勝利が地方競馬、中央競馬を通じての産駒の初勝利となった。11月14日にはノースダンデーが平和賞を制し、産駒が中央、地方通じての重賞初勝利を挙げた。2012年、中華人民共和国へ輸出されることが決まり、同年5月15日付で日本での供用が停止された。

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