高松琴平電気鉄道80形電車（たかまつことひらでんきてつどう80がたでんしゃ）は、高松琴平電気鉄道に在籍した通勤形電車。山陽電気鉄道の前身、兵庫電気軌道が新製した36形がその前身で、1921年日本車輌製造製である。1949年に4両が琴電に譲渡され、80形81 - 84として長尾線・志度線で使用された。木造車（一見鋼製車に見えるが、木造の外板の上に鋼板を貼ったいわゆる「ニセスチールカー」）であったため、1967年までに全車廃車となった。

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