曽文渓(そぶんけい)は台湾南部を流れる河川。総延長は台湾で4番目に長い。嘉義県阿里山郷の阿里山山中に源を発する。台南市を横断し、台南市安南区と七股区の境を流れて台湾海峡に注ぐ。台南市では、曽文渓を境として北側を渓北地区、南側を渓南地区と呼んでいる。渓南地区は台南市に近いことから都市化が進んでいるが、渓北地区では農村部が広がっている。曽文渓水系は豊富な水力資源を有しており、台湾最大のダムである曽文ダム(曽文水庫)を持っている。上流部にはこのほか、支流に南化ダム、烏山頭ダムなどがあり、水力発電のほか、重要な観光資源にもなっている。曽文渓から多くの養分を含んだ水が海に流れることにより、河口周辺では豊富な底棲生物とプランクトンがはぐくまれ、多くの水鳥が生息している。貴重な鳥類のクロツラヘラサギが河口の北岸に生息したことから、この場所に七股クロツラヘラサギ保護区が設置された。1938年、堤防ができる前に、幾度も流路の変更が記録され、「青瞑蛇」(盲目の蛇)と呼ばれた。
出典:wikipedia
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