LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

ジャガー・Cタイプ

ジャガー・C-Type("Jaguar C-Type" )はイギリスの高級車メーカージャガーが1951年から1953年の間製作したレーシングカーである。1948年に発表されたジャガー・XK120はその流麗なスタイリングと高性能さ、また同程度の性能を持つアストンマーティンやベントレーと比べて圧倒的に安価だったことから大人気となり、ジャガーのイメージを決定づける重要なモデルとなった。1950年10月、会長であるウィリアム・ライオンズはスポーティなイメージをより決定的なものにするため、XK120をベースに改造したレーシングカーでル・マン24時間レースへ参戦することを決定した。そのために開発されたのがCタイプであり、レース開始6週間前の1951年5月初旬に最初の1台が完成した。その後2台が製作され、サルト・サーキットまで自走した。XK120Cとも呼ばれるこのマシンはライオンズの思惑通り1951年のル・マン24時間レースでジャガーにル・マン初優勝をもたらし、さらに1953年のル・マン24時間レースにも優勝を果たし、ジャガーのイメージ向上に大きく貢献した。エンジンは3,441ccの直列6気筒DOHCXKエンジンで、クロード・ベイリーが圧縮比8.0、SU製キャブレターはそのままに160hpから200hpにチューニングした。また圧縮比を9.0に上げた仕様では210hpを実現した。トランスミッションは4速MT。シャシはラダー式からチューブラー・フレームに変更されている。ホイールベースは2,440mm。フロントサスペンションはほぼ同一のダブル・ウィッシュボーンとトーションバー。リアサスペンションはリーフ式から変更され、ヘインズが考案し右寄りに配置された三角形ブラケットと2本のトレーリングリンクでアクスルを支持し横置きトーションバーをバネとする方式となった。ボディーはウィリアム・ライオンズから「XK120と共通するスタイリングイメージを持つように」との指示があった。ちょうどこの時期にブリストル飛行機から移って来ていたマルコム・セイヤーが、その空力技術を駆使し、ボディとフェンダーの段差をなくし、ヘッドライトはフロントフェンダーに埋め込むなど極めて凹凸が少なく滑らかにデザインした。全長3,990mm、全幅1,640mm、全高980mmで大幅に低くなった。アルミニウム製ボディで、車両重量は939kgと軽量になった。フロントを低く、テールを長くするなどさらに空力特性を追求したが、小型化したグリルが裏目に出てオーバーヒートに悩まされた。1952年のル・マン24時間レースでは以前より大型ラジエーターを装備したが効果はなく全車オーバーヒートによりシリンダーヘッドを破損しリタイヤとなった。1952年末に少数がプライベーターに販売された。オーバーヒートを解消するためボディーを元に戻し、燃料キャップをエアプレーン型に変更し、電装品の改良などで54.5kgの軽量化に成功、エンジンはキャブレターをツインチョークのウェーバー製×3に変更するなどで220hpにパワーアップ、前輪のみとはいえレーシングカーとしては初のディスクブレーキを搭載、リアサスペンションにパナール・ロッドを付加するなどの改良が施された。53台が製作された。当時の価格は6,000ドルで、これはノーマルのジャガー・XK120の約2倍であった。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。