LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

十和田市駅

十和田市駅(とわだしえき)は、青森県十和田市東一番町にあった十和田観光電鉄線の駅(廃駅)である。以下の記事は、鉄道線廃止前日(営業運転としての最終日)である2012年(平成24年)3月31日時点について記載している。単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。駅舎は駅ビルとなっており、出札窓口と改札口はビルの2階にあった。駅舎とホームとは道路をまたぐ連絡通路で結ばれていた。社員配置駅で、運輸事業部鉄道課(旧・鉄道部)が併設されていた。出札窓口と自動券売機2台が設置されており、窓口では定期乗車券・硬券入場券・記念乗車券などの乗車券類の他に鉄道グッズを発売していた。駅ビルには、ダイエーのFCである「ダイエーとうてつ駅ビル店」を中心として、多くのテナントが入居していた。このことから「ショッピングセンター内にある駅舎」として、東北の駅百選に選定された。その後、同駅ビルの再開発計画が打ち出されたものの一時頓挫したままであったが、2007年(平成19年)3月31日に閉店した。その後何度か駅ビルの再開発が計画されて建物は解体された後、2014年(平成26年)4月までに跡地を保有する不動産開発会社ごとスーパーマーケットをチェーン展開しているユニバースに買収された(詳細は#駅ビル再開発計画を参照)。バス案内所、十和田電鉄観光社ツーリストサロン(旅行センター)、バスのりば、そばコーナー、売店は1階にある。また、バスターミナル近くにあるタクシー乗り場では、十鉄の子会社であるとうてつ交通が独占的に乗り入れ・待機しており、市内の他のタクシー事業者(青森タクシー・奥入瀬タクシー/八甲タクシー(2社共同配車)・三本木タクシー・十和田タクシー)については乗り入れ・待機はしていなかった。十和田観光電鉄・南部バス・国際興業バス(夜行高速バスのみ)が乗り入れており、駅廃止後も停留所名は各社とも「十和田市駅」のままで存続している。2012年4月13日までは、一部系統をのぞき駅ビル1階にあるバスターミナルから発着していた。南部バスの十和田市駅停留所は駅ビル内のバスターミナルには乗り入れず、隣接する道路側のバス停からの発車となる。なお、南部バスは「十和田市駅」を出ると次の「元町東」には停車せず、その一つ先の「十丁目」に停車する。「元町東」はもともと旧十和田市駅として設置された停留所で、新駅舎移行後は「十鉄本社前」という名称で存続し、旧本社建屋解体の際に名称が変更になった。南部バスの「十和田市駅」停留所と「元町東」停留所は至近距離にある。2000年代にダイエーとのフランチャイズ・商品供給契約を打ち切られた「とうてつ」は、三沢店(ビードルプラザ)とともにスーパーマーケット事業からの撤退を表明。2006年(平成18年)12月に仙台市の開発業者「サンシティ」の十和田市駅を含めたショッピングセンター全体の再開発計画を打ち出されたが、2007年(平成19年)3月30日にサンシティは土地・建物の価格面で折り合いが付かず、再開発計画を断念した。ところが、計画は頓挫したにもかかわらず、2007年(平成19年)3月31日をもって、駅ターミナル部分・銀行・郵便局部分を除いたショッピングセンター(とうてつ駅ビル店)全体が閉店した(十和田観光電鉄#スーパーマーケット事業も参照)。その後同年10月30日には新たな再開発構想が浮上し、十鉄の親会社である国際興業が新たな開発業者として大和システム(大阪府大阪市)と交渉し土地と建物の売却契約を結ばれて同社に譲渡された。大和システムは2008年(平成20年)末開業の予定で新たな複合型ショッピングセンターを建設する構想を進めていたが、テナント募集が進まなかったことから2008年(平成20年)1月に開業予定を一旦2009年(平成21年)下半期に先送りし、その後2008年(平成20年)12月に2010年(平成22年)下半期に再度先送りすることを十和田市側に申し入れたのち、2009年(平成21年)5月15日に再開発計画を凍結する方針を固めたことが表面化した。そして、2010年(平成22年)10月に大和システムが民事再生法の適用を申請してその手続きに入ったことから、この再開計画は事実上白紙撤回された。そこで、地元の不動産業者が受け皿となる不動産開発会社を設立して、2011年(平成23年)3月までに買収交渉を終えて取得し、地場資本による再開発を行う構想を発表した。そして、2012年(平成24年)1月にスーパーマーケットを核店舗として物販・飲食や銀行などのテナントが入居する約8,000m²の商業施設にアートやイベントなどで活用できる公益的機能を持たせた約1,000m²の広場を併設した新たな複合商業施設を建設する構想が浮上した。これに伴い、十鉄は建物所有者から2012年3月までに駅ビルから駅舎を撤退するよう求められていることを明らかにしており、沿線市町村に駅舎建て替えも含めた財政支援を求めていたが、支援を受けるのが困難なことや、利用者の低迷などから十和田観光電鉄は2012年3月末をもって鉄道線を廃止することになった。2012年の鉄道線廃止が近づくと解体に向けた動きはさらに進捗し、駅構内の現存するテナントについても撤退や移転が進められた。青森銀行・JAバンク・青い森信用金庫のATMコーナーは2012年3月に撤退。十和田観光電鉄直営の人気のあった駅そば・売店や、バス窓口を含む十和田電鉄観光社の営業所は4月13日で構内での営業を終了し、いずれも現本社のある十和田市中央バスターミナルへ移転することになった。またこれに伴い、構内へバスの乗り入れができなくなるため、十和田観光電鉄バスは4月14日始発便からそれまで鉄道代替バスのみが発着していた隣接する道路上の停留所にすべてのバスが発着していたが、バス停自体も2016年3月31日付で廃止され(十鉄バスは3月25日付で廃止)、十和田市の玄関口としての機能は完全に失った形となる(ただし、夜行高速バス「シリウス号」は2013年6月30日付で先行して停車を取りやめている。)。駅ビル内に最後まで入居していた十和田東一番町郵便局は2012年10月29日に近隣の元町東地区へ移転し、「十和田元町郵便局」へ改称された。同様にみちのく銀行十鉄駅ビル支店も2012年11月5日から敷地内に建設された新店舗へ移転。さらに、2013年2月に市中心部にあった十和田支店と統合し、店舗網の整理が行われた。ところが、この不動産開発会社は建物の解体を行ったものの新たな施設を建設する前の段階に留まった状態で、2014年(平成26年)4月までにスーパーマーケットをチェーン展開しているユニバースに会社ごと売却されたため、同社に開発の主体が移る形となった。ユニバースに開発主体が移ってからも工事の進捗はほとんど見られなかったが、2016年11月に近隣のユニバース東一番町店を移転する形で敷地内に大型商業施設を開店することが明らかになり、駅ビル閉店から9年余りの月日を経て同地に商業施設が再設置される形となる。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。