『スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』(スーパーロボットたいせんがいでん まそうきしん ザ ロード オブ エレメンタル)は、バンプレストが発売したシミュレーションRPG。スーパーロボット大戦シリーズの一つ。本作は、バンプレストが展開しているロボットアニメのクロスオーバー作品「スーパーロボット大戦シリーズ」に登場する、オリジナル作品『魔装機神サイバスター』を単独でゲーム化したスピンオフ作品である。商標の都合でゲームではこのタイトルが使用できないため『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』と改題され、以後本作設定の『魔装機神サイバスター』を指す際にはこの名が使用されている。スピンオフであるため「スーパーロボット大戦外伝」と銘打たれているが、スーパーロボット大戦シリーズの一つに数えられている。シナリオは『第2次スーパーロボット大戦』に始まるシリーズ内シリーズであるDC戦争シリーズの、前日談にあたる第1章と後日談にあたる第2章の2部構成になっている。間のDC戦争シリーズ部分は回想シーンとして語られるのみで、DC戦争シリーズに登場していたサンライズやダイナミックプロなどの版権ロボットアニメ作品は本作には登場せず、クロスオーバーによる独自の展開は無い。シナリオ製作は原作者であり当時ウィンキーソフトに所属していたゲームデザイナーの阪田雅彦が担当しており、それまでのスーパーロボット大戦シリーズの作品には無かった、ウィンキーソフトの名前がコピーライトに記されている。第2章は第1章をクリアしなければプレイすることはできない。また、シナリオの分岐が豊富で、些細な選択肢で今後の展開が大幅に分かれたり、第1章における選択肢が第2章において重大な意味を持つこともある。最終面も複数が存在する。このように本作はスーパーロボット大戦シリーズの中でも特にシナリオ分岐が多い作品だが、ROMカセット上に残せるセーブデータは3つまでとなっている。ただし、ターボファイルシリーズに対応しており、これを使用することで多数のセーブデータを残すことができる。キャラクターのグラフィックが、会話や戦闘時に様々な表情に豊かに変化するようになった。そのデザインは本作制作時に河野さち子によって、前作の『第4次スーパーロボット大戦』までのものから大きくリファインされている。本作でシリーズに初参加となった河野は、以後も複数のスーパーロボット大戦シリーズのオリジナルキャラクターデザインを担当している。ロボットのグラフィックは、従来のSD頭身ではなくリアル頭身で描かれており、戦闘アニメーションの演出が大幅にパワーアップしている。戦闘MAP上のグラフィックも、全身を描いた立体的なグラフィックとなっている。戦闘MAPは地形などの描写が綿密に描かれており、立体的で高低差が表現されたものになっている。任天堂のゲーム機で初めて声が付いた。ただし容量の関係で音声が使用されるのはMAP兵器使用時のみ。本作のリメイク作品となる『スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』が、ニンテンドーDS用ソフトとして2010年5月27日に発売された。またその続編として『スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD』が2012年1月12日にPlayStation Portableで発売された。初回限定版には戦闘シーンをフルボイス化するなどPlayStation Portable向けにリメイクされた『スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』が同梱されている。ここでは、本作特有のシステムや新規追加・変更されたシステムについて解説する。シリーズ共通のシステムについてはスーパーロボット大戦シリーズのシステムを参照。3Dモデリングされたサイバスターとグランゾンの戦闘シーンにゲーム映像を組み合わせたCMが作成された。ナレーションは主人公マサキ・アンドー役の緑川光。
出典:wikipedia
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