阪急バス向日出張所(はんきゅうバスむこうしゅっちょうじょ)は、京都府向日市寺戸町にある、阪急バスの出張営業所。阪急バスでは2つしかない京都府内の営業所の1つ。かつて存在した七条営業所などの廃止により、「向日営業所」として府内の基幹営業所となっていた。後に長岡京市や大山崎町内で路線網の拡充・増便が行われたことで大山崎営業所が開設された際に、出張所に格下げされた。所在地JR向日町・阪急東向日の両駅から府道733号柚原向日線などを走行し、京都市西京区上里・大原野の両地区、および洛西ニュータウンとの間を結ぶ路線。2011年3月に実施されたダイヤ改正では、各系統共に起終点を阪急東向日主体からJR向日町主体に改め(夕方以降の65系統を除く)、JRとの乗り換え利用が改善された。同時に、JR向日町 - 阪急東向日間のみの運行はなくなった。同改正では、昼間時において運行間隔が不均衡かつ、ルートの大部分が重複していた63・65の両系統を統一し、全便を「南春日町」経由とする63系統として洛西バスターミナル行きとした。これによりJR向日町 - 灰方間はパターンダイヤ化されたものの、66系統と交互の毎時2本体制に減便された。また、利用率の低い早朝・夕方以降の63系統を南春日町折り返しの65系統に置き換えた。さらに、66系統は改正と共に8時から14時(土日・祝日は15時)台までの毎時1本に改められた。沿線概況向日市内では商店街などの喧騒にあふれた区域を走行し、その後は東山や右京の里住宅、上里地域の住宅街を経て田園風景の中や、この地区の名産品である竹林を抜けるなど、郊外の雰囲気を感じさせる沿線風景となり、西京区内、南春日町へと至る。ここより洛西ニュータウンは目と鼻の先となっており、長閑な田園風景が瞬く間にニュータウン特有の住宅街へと様変わりする。終点の洛西バスターミナルは、高島屋洛西店をはじめとするショッピングセンター『ラクセーヌ』を擁する、洛西ニュータウンの中心街に所在する。また、途中の灰方からは山岳路線となる善峯寺への路線が分岐する。こちらはほぼ全線にわたって対向の難しい狭小区間が続くが、終着地・善峯寺付近からは京都市内を一望することができる。系統番号の変遷左から、2003年1月27日改正後、1997年2月7日改正後、それ以前の設定。2003年3月16日の阪急洛西口駅開業に伴い、運行を開始した路線。運行開始当初は阪急洛西口駅前発着の4系統を中心に、一部阪急東向日発着の便があったが、廃止された桂線の一部ルートを承継する関係から、旧24系統と同一の物集女 - 車塚住宅前経由で運行していた。しかしながら、京都市営バスやヤサカバス、京都交通(現在の京阪京都交通)との競合もあり、半年後の同年9月の改正より阪急洛西口駅前からJR向日町方面へ延伸し、同駅発着主体にシフトされた。なお、洛西口駅前 - 洛西バスターミナル間は京都市営バス西4号系統と同一ルートを走行しており、系統番号も共通する。2008年10月18日にJR桂川駅が開業すると、4系統と旧24系統がJR桂川駅前に乗り入れることになり、この日の改正で平日の朝夕ラッシュ時には同駅発着が基本となった。また24系統については、福西循環系統と旧桂線区間を走る阪急東向日 - 車塚住宅前 - JR桂川駅前系統の2系統に分けられ、後者は本数が保たれた一方で、前者の循環系統は2003年9月改正に続き減便が行われ平日・土曜日の1便のみの運行となった。減便された福西循環の区間では、京都市営バスとヤサカバスが頻発運行している。2011年3月26日には向日・洛西地区の大幅なダイヤ改正が実施され、特に洛西地区の運行の適正化が図られた。以下、系統別に解説する。阪急東向日から国道171号で長岡京市へと向かい、JR長岡京・阪急長岡天神の各駅を経由して、阪急東向日に戻る路線。かつては71・72系統を名乗っており、JR長岡京・阪急長岡天神を通った後に市内の友岡・久貝(くがい)地区も経由して、JR長岡京に戻るというルートだった。しかし、通し利用の乗客が少ないことなどから友岡・久貝地区の運行が2011年3月26日の改正で分離され、大山崎営業所による運行となった。また、阪急東向日 - 落合橋間は旧長岡線(東向日水無瀬系統)40系統のルートをほぼ踏襲している。なお、JR向日町では洛西ニュータウン線と同様にロータリーには入らず、府道上の停留所を通る。JR向日町・阪急東向日各駅と向日町競輪場を結ぶ路線。京都府との随意契約により、無料ファンバスとして運行されている。当初は京阪バスが運行していたが、同社が運行していた淀川右岸の他の路線と共に阪急バスに譲渡された。それまでは阪急東向日発着便を阪急バスが、JR向日町発着便を京阪バスが担当していた。いずれも最長経路のみ列挙する。系統番号の変遷左から、2003年1月27日改正後、1997年2月7日改正後、それ以前の設定。
出典:wikipedia
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