アンドレ(ANDORE)は、カプコンのベルトスクロールアクションゲーム『ファイナルファイト』シリーズに登場する架空の人物。『ストリートファイターIII』シリーズなどに登場するヒューゴー(Hugo)についてもあわせて記述する。複数登場する雑魚キャラクターだが、巨体であり、体力や耐久力が他の敵キャラクターより遥かに高いのが特徴。攻撃でもヒップドロップ、ネックハンギングツリー、ツームストーン・パイルドライバーなど強力なプロレス技を繰り出してくる。上記以外に、アンドレのグラフィックを流用し顔を変更したボスキャラクター「アビゲイル」が存在する。『ファイナルファイト2』では前作と同様の雑魚キャラクターだが、F.アンドレとU.アンドレは本作には登場しない。『ファイナルファイト リベンジ』では10人のプレイヤーキャラクターのうちの一人として登場し、マッドギアの崩壊後に表の世界を夢見て戦うという目的で参戦。使用する技は後のヒューゴーとは異なる。ヒューゴー(Hugo)は、『ストリートファイターIII』シリーズ(以下『ストIII』)の第2作『ストリートファイターIII 2nd IMPACT』(以下『2nd IMPACT』)から登場する。アンドレと類似しているが、ヒューゴーの家族構成は父、母、妹2人となっていて設定が異なる。マッドギアの構成員であったポイズンをマネージャーに迎え、プロレスラーとして興業を行っている。『2nd IMPACT』ではライバルの陰謀によりパートナーを失ってしまい、大会までの三ヶ月の間に新たなパートナーを探すため、旅に出る。エンディングによってパートナーになるキャラクターが異なり、それぞれリュウ、ネクロ、エレナ、ギルとのタッグで大会に出場。同作のオープニングデモでは主人公アレックスのライバルキャラクターのような位置付けで登場している。『ストリートファイターIII 3rd STRIKE』(以下『3rd STRIKE』)ではあまりの強さに対戦カードを組まれなくなってしまい、それに痺れを切らしたポイズンが新団体の立ち上げを決意、さらに新団体に相応しいメンバーをスカウトするために世界を回ることになる。『SNK VS. CAPCOM 激突カードファイターズ』全シリーズ(トレーディングカードゲーム版も含む)では、1作目ではアクションカード「マネージメント」のカードでポイズンと一緒に登場。2作目以降からはヒューゴー単一でキャラクターカードとしても登場している。『SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS』(以下『SVC CHAOS』)にも登場。ここでは『ザ・キング・オブ・ファイターズ』のキャラクターである包(パオ)がヒューゴーの頭の中から出てくる演出がある(当の本人たちはそれに気付いている様子がない)。本作の勝利メッセージの一部はポイズンのセリフになっている。『ストリートファイター X 鉄拳』(以下『ストクロ』)では、ポイズンとともに「ピンクモンスタータッグ」を結成している。『スーパーストリートファイターIV』の公式ブログにおいて、同作のアシスタントプロデューサーである塩沢夏希は「(アンドレとヒューゴーは)同一人物です」と回答している。『ファイナルファイト』でキャラクターデザインを担当した安田朗は、ヒューゴーについて「元は『ファイナルファイト』に登場したマッドギアの一員としてデザインした」と語っている。『ウルIV』ではマッドギア残党の勢力争いの際に切り札として登場するが、仲間にジャガイモの事を侮辱されると怒りだし、敵味方関係なく全員叩きのめしてしまう。「身長240cm 体重200kgを超える大巨人」と、プロフィールの少ない『ストIII』のキャラクターの中では珍しく身長体重が設定されている。ただし、『SVC CHAOS』では112インチ(280cm近く)のアースクェイクと比べても遜色ない大きさとなっている。ドイツ出身であり、英語で話しつつも一部の台詞はドイツ語である。勝利画面のメッセージでもドイツ語を交えているものが多い。実家は農家で家出して以来、一度も帰省していない。頭の回転があまり早くないため、事務的なことはマネージャーのポイズンに任せている。ポイズンとはケンカも多いが基本的に似た者同士であり、気の合う仲である。粗暴な性格ではあるが、自分の非に気づいた際は言い訳をせずに謝る素直さも持ち合わせる。また、愛情深く育ててくれた母親を心から尊敬し、彼女の教え(「どんな土地でも立派に育つジャガイモのようになりなさい」)を大切にしている。『ウルトラストリートファイターIV』(以下『ウルIV』)ではポイズンとコンビを組むに至るまでの経緯が描かれており、頻繁に母親やジャガイモのことを思い出しながら逞しく生きることを誓っている。『3rd STRIKE』の勝利メッセージによると、アレックスとダッドリーをライバル視する一方で、リュウから昇龍拳を覚えたがっている。『ウルIV』では記憶喪失のアベルに対して「記憶が無いということはママの顔も知らないのか?」と発言するなど、優しい一面も見せている。中平正彦の漫画『RYU FINAL』では、リュウの体全体を踏み潰せる程の原作ゲーム以上の巨体で描かれている。ザンギエフと同系のキャラクターで、レバー一回転コマンドの投げ必殺技を持ち、二回転コマンドの投げ技もスーパーアーツに存在する。シリーズ最大級の巨体で、移動速度が遅く喰らい判定も大きいが高い体力と攻撃力を誇る。『ウルIV』のオメガエディションでは全体的に移動速度が速くなり、ダメージ無効のアーマーを一瞬発生させる「ディアマントケルバー」、無敵判定が大きく威力も高いため、割り込みにも使える優れた対空技の「ジーゲスゾイレ」、突進力が長く破壊的威力を誇る「ドーラ」、そして「モンスターラリアット」の性能の変化など、驚異的な強さを誇るキャラクターになった。しゃがみガード不能の技が最も多い。ゲージストック数や長さは『2nd IMPACT』・『3rd STRIKE』とも共通。
出典:wikipedia
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