ルガーノ（Lugano）は、スイス連邦の都市。イタリア語圏であるティチーノ州最大のコムーネである。マッジョーレ湖とコモ湖の中間にあるルガーノ湖のほとりに位置する。ブレ山とサン・サルバトーレ山の間をカサラテ川が湖に注ぐ位置にある。イタリアの主要都市ミラノまでは直線距離で60kmほどである。ルガーノの居住に関しての最初の記述は、信憑性の議論がある文書で見つかっている。王は、724年のコモにあった教会に、ルガーノにあった様々な資産を譲渡した。804年から844年の間の日付が書かれた他の文書では、ルガーノ湖が"Laco Luanasco"の名で言及されていた。984年の議定書では、ルガーノは市場都市として示されている。874年街は"Luano"として言及されており、1189年、現在の名前として知られるようになった。街の紋章はこの頃に作られた。1208年10月18日から1209年11月14日までの間記述された文書によると、市章の4文字はルガーノの略語である。街はドイツ語圏のカントンであることで知られていた。第二次世界大戦後、特に1960年代から1970年代にかけて、イタリアからの豊富な資本が街に流れ、ルガーノは銀行の指数関数的な増加時期を経験し、スイス第3の経済・金融の中心地となった。現在の街には100を越える銀行機関がある

出典:wikipedia