アンリエット・ピュイグ=ロジェ(Henriette Puig-Roget, 1910年1月9日 コルシカ島バスチア - 1992年11月24日 パリ)はフランスのピアニスト・オルガニスト・作曲家・音楽教育者。アンリ・ロジェ将軍の娘に生まれる。1919年にパリ音楽院に進み、1926年から1930年までソフィ・シェネ、アベル・エティル、イシドール・フィリップ、ジャン・ギャロン、ノエル・ギャロン、モーリス・エマニュエル、マルセル・デュプレらに師事し、ピアノ、和声法、音楽史、伴奏法、対位法、フーガ、オルガンを学んで6回首席に輝く。また、シャルル・トゥルヌミールに室内楽を師事する。1933年にローマ大賞第2位となり、翌年からパリ大シナゴーグ( - 1952年)とルーヴル・オラトリオ修道会(1979年)のオルガニストに指名される。パリ・オペラ座のレペティトゥールを務めるのと併行して、1935年から1975年までフランス放送協会のピアニストとしても活動を続けた。ソリストとしてはフランス国立放送管弦楽団やコロンヌ管弦楽団、パリ音楽院協会管弦楽団などと共演しており、音源としては、マルカントワーヌ・シャルパンティエやドラランド、ベルニエ、リュリやサン=サーンス、フォーレ、ドビュッシー、アレハンドロ・ガルシア・カトゥーラやアマデオ・ロルダンらの作品の演奏を残している。ラモン・ピュイグ=ヴィナル(Ramon Puig-Vinals)と結婚してから、1957年よりパリ音楽院で伴奏法を指導する。1979年に退官してから来日し、東京藝術大学ピアノ科にて教鞭を執った。主要な門人に、ジルベール・アミ、アラン・ルヴィエ、ダニエル・ロート、藤井一興、田隅靖子、滑川真希、坂戸真美、根本雄伯ら。1988年モービル音楽賞受賞。主要な作品に、管弦楽曲、室内楽曲、宗教音楽、オルガン曲『葬送行進曲』("Cortège funèbre" )、『厳粛なトッカータ』("Toccata severa" )、『聖週間の詠嘆』("Deploracion de la semana santa" )など。日本では、子供向けの連弾曲が出版されている。
出典:wikipedia
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