マコードナガクビガメ(学名:)は、ヘビクビガメ科ナガクビガメ属に分類されるカメ。インドネシア(ロティ島)固有種最大甲長21.5センチメートル。背甲はやや幅広い卵形。第5椎甲板は横幅よりも縦幅の方が大きい。第1縁甲板は第2縁甲板よりも小型。成体は背甲の甲板に皺が入る個体が多い。背甲の色彩は黒や濃赤褐色。腹甲は大型。喉甲板と左右の喉甲板の間にある甲板(喉間甲板)の継ぎ目(シーム)は、肩甲板と喉間甲板のシームより長い。腹甲のシームの周囲に沿って入る黒色斑が不明瞭。属内では頸部がやや短い。頭部や頸部、四肢背面の色彩は黒く、腹面の色彩は灰色。孵化直後の幼体は腹甲、頭部や頸部腹面に、黄色や橙色の斑紋が入る。胸甲板と腹甲板のシームが第5縁甲板と第6縁甲板のシームに直線状に繋がる。後肢の開口部が第6縁甲板内縁にかからない。胸甲板と腹甲板のシームが第5縁甲板に接する。腹甲後部の開口部が第6縁甲板内縁にかかる。湖、水田やその周辺の水場などに生息する。食性は動物食で、飼育下では魚類、甲殻類などを食べた例がある。種小名"mccordi"はBill Mccordへの献名。食用やペット用の乱獲などにより生息数は激減している(1970-1980年代は主に中華人民共和国への食用、1980年代以降は主に欧米や日本へのペット用)。1997年にインドネシアでは輸出が規制されたが、以降も密輸されたと考えられている。2005年にワシントン条約附属書IIに掲載された。ペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されている。以前はニューギニアナガクビガメとして野生個体が大量に流通していた(亜種が分割されたのが2007年のためマコードナガクビガメとして2亜種とも流通していたと考えられ、亜種間雑種と思われる個体も見られる)。ヨーロッパや日本国内での飼育下繁殖個体が少数流通する。飼育下では配合飼料にも餌付く。
出典:wikipedia
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