『ひとひら』は、桐原いづみの漫画。また、それを原作としたメディアミックス作品群である。2004年に創刊した双葉社発行の漫画雑誌『COMIC HIGH』で連載を開始するも、同年9月に同誌が休刊したため一時中断した。その後、同誌が『コミックハイ!』として復刊(リニューアル)してから連載を再開し、2009年5月発行の6月号(VOL.50)まで約5年に渡って連載された。作品は完結はしたが、同年7月発行の8月号(VOL.52)から2010年1月発行の2月号(VOL.60)まで読み切り形式の外伝シリーズ『ひとひらアンコール』が連載された。さらに2010年5月発行の6月号(VOL.65)から2013年3月発行の4月号(VOL.96)にかけて、『ひとひら』の登場人物のその後を描いた『榊美麗のためなら僕は…ッ!!』が連載された。単行本は全7巻。。なお、掲載誌の復刊後、単行本の既刊増刷および新刊は模様替えがされている。桐原いづみは、当初8ページほどの短編漫画として描く方針であったが、第1話(単行本では序幕)を書き終えた後、担当者に『短編では無理』と言われたため、第2話(単行本では第1幕)以降、16ページ前後での連載とした。2007年3月末から6月までテレビアニメとして放送された(詳細は後述を参照)。また、それに関連したインターネットラジオ、音楽、ラジオドラマなどの展開も行われた。2014年7月には舞台制作団体・はっぴぃはっぴぃどりーみんぐの制作による舞台化が決定している。麻井麦は、一ノ瀬野乃の強引な勧誘により演劇研究会に入ってしまった。窮屈な部室で活動している演劇研究会は演劇部と対立しており、互いの存続を賭けて演劇公演での対決を控えていた。極度のあがり症から何度となく挫折しそうになるが、先輩たちや中学以来の親友である遠山佳代、高校で親しくなった神奈ちとせや西田甲斐らの支えもあって、麦は大きな成長を遂げていく。野乃達は卒業し、佳代は留学。大きく環境が変わり2年生となった麻井麦は、演劇部に入部することを決意する。裏方を希望するも、「違う自分になる」という演劇の楽しさに触れ、役者として活動していく。表紙は全て主役の麻井麦。第4巻のみ野乃を描いた着せ替えカバーが存在する。2007年3月28日よりAT-X、4月からチバテレビほか独立UHF各局にて放送された。全12話。アニメ化されたのはいわゆる「1年生編」である。全カットにHiFxと呼ばれるフィルターをかけており、全体的に明るく、淡い色使いとなっている。テレビアニメ『ひとひら』の劇中で使用された音楽と、アニメと同じキャスト陣によるラジオドラマを収録したアルバム。2007年5月30日に「Vol.1 (麦編)」、2007年6月27日に「Vol.2 (野乃編)」がそれぞれ発売された。書き下ろしドラマ「麦編」を収録。ジャケット・キャラクターは麻井麦。書き下ろしドラマ「野乃編」を収録。ジャケット・キャラクターは一ノ瀬野乃。『ひとひら放送局 麦ラジオ On Air』(ひとひらほうそうきょく むぎラジオ オンエア)は、メディファクラジオで配信されたインターネットラジオ番組。『ひとひら』のテレビアニメ化に伴い、2007年3月29日から同年7月5日まで毎週木曜日に配信された。パーソナリティは、麻井麦役の声優・樹元オリエ。番組は『ひとひら』に関する情報発信に加え、麻井麦のようなパーソナリティ・樹元オリエの成長記録でもある。『ひとひら 小説版』は、2012年に双葉社より刊行された『ひとひら』のノベライズ版。著者は志茂文彦。挿絵は原作者の桐原による描きおろし。桐原監修によるオリジナルエピソードを交えながら、原作の前半部分である演劇研究会解散までを麦をはじめとする主要な登場人物の視点から描く。『舞台ひとひら』は、舞台制作プロデュース団体「はっぴぃはっぴぃどりーみんぐ(はぴどり)」により2014年7月公演される。脚本・演出は鈴木茉美。
出典:wikipedia
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