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ゲット・バック・セッション

ゲット・バック・セッション (Get Back Session)とは、ビートルズが1969年1月に行ったアルバムと映像のためのセッション。トゥイッケナム・セッション-Twickenham Sessionとも呼ばれる。「ビートルズの解散問題#「ゲット・バック・セッション」」の項も参照のこと。このセッションは、ビートルズのメンバーであるポール・マッカートニーが、崩壊しかけているバンドを再びまとめ上げようと「原点に返ろう=Get back」というコンセプトで行った。そのため、デビュー当時のようにオーヴァー・ダビングを一切行わないアルバムを制作し、そのレコーディング風景を映画に収めようという試みが進められた。また、撮影の関係上、それまで愛用していたアビー・ロード・スタジオではなく、以前に映画「ヘルプ!4人はアイドル」などの撮影に使ったことがあるトゥイッケナム映画撮影所を使用することとなった。1969年1月2日から同月16日まで、ビートルズと映画監督のはトゥイッケナム映画撮影所においてリハーサル・セッションと撮影を行った。しかしメンバーには覇気がなく、1月10日にはポール・マッカートニーとジョージ・ハリスンが衝突し、ハリスンがセッションを放棄し撮影所から飛び出すという事件も起きている。なおトゥイッケナム映画撮影所でのリハーサルは正式にレコーディングされたものはなく、ジョンの"Queen says 'No' pot-smoking FBI members."という語りのみアルバム『レット・イット・ビー』に採用された(発売されずに終わったアルバム"Get Back"にはトゥイッケナム映画撮影所におけるリハーサル・セッションのテイクは一切採用されなかった)。1月20日、説得を受けて復帰したハリスンを含むビートルズはサヴィル・ロウのアップル・コア本社に場所を移し、その地下にあるスタジオにて正式なレコーディングにとりかかる。バンド内の緊張状態を和らげるため、ハリソンの発案でキーボーディストで旧友のビリー・プレストンが22日からセッションに参加した。一時的に5人編成となったビートルズは、スタンダード・ナンバーや自身のデビュー曲「ラヴ・ミー・ドゥ」の即興演奏などを行いつつ、新曲のリハーサルを進めた。1月30日、ビートルズのメンバー4人とプレストンはアップル本社ビルの屋上に上り、2年5ヶ月ぶりのライヴ・パフォーマンスを行う。これは映画のラストを飾るために企画されたもので、後に「ルーフトップ・コンサート」として知られることになる。翌31日にはスタジオ・ライヴが行われ「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」や「レット・イット・ビー」がレコーディングされた。しかし、この日を最後にアップル本社でのアルバム制作および映画撮影は打ち切られた。2月22日にはトライデント・スタジオで新たなセッションが始められ、7月1日からは本格的に新アルバム(後に『アビイ・ロード』と題される)のレコーディングに取りかかる。なお、その間の4月11日にはゲット・バック・セッションから初めての収獲となるシングル「ゲット・バック」がリリースされている。3月、ビートルズの要請によりエンジニアのがゲット・バック・セッションの内容をアルバムにまとめる作業を開始する。これは5月28日に一通り完了し、アルバム・ジャケットのデザインがなされ、テスト盤も制作されたが、リリースには至らなかった。12月、ビートルズはジョンズに再編集を指示し、映画の内容に沿ったサウンドトラックを作ることを要請した。そのため、セッションの終了から1年近く経った1970年1月3日にアビー・ロード第2スタジオで「アイ・ミー・マイン」が追加録音された。ただし、このセッションにジョン・レノンは参加していない。1月4日には「レット・イット・ビー」にさらなるオーヴァー・ダビング(マラカスやリード・ギター、ブラス、弦など)が行われたが、このテイクは採用されなかった。1月5日にグリン・ジョンズはポールの「テディ・ボーイ」は曲目から外し、ゲット・バック・セッションでは録音されなかった「アクロス・ザ・ユニヴァース」を加え編集作業を終えたが、この新盤"Get Back"も結局はお蔵入りとなってしまった。なお、新盤完成後の1月8日にジョージ・ハリスンが単独でスタジオ入りし「フォー・ユー・ブルー」のリード・ヴォーカルをレコーディングし直している。3月23日、ゲット・バック・セッションのテープはアメリカ人プロデューサーのフィル・スペクターに託された。スペクターはオーヴァー・ダビングを加えるなどしてこの音源をまとめ、5月8日にビートルズ13枚目のアルバム『レット・イット・ビー』としてリリースされたが、その時はすでにビートルズは解散していた。続いて5月20日に映画「レット・イット・ビー」が劇場公開された。グリン・ジョンズによるゲット・バック・セッションの編集盤は、いずれも公式には発売されなかったが、試作盤などを基にした海賊盤が多く出回った。

出典:wikipedia

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