長野県上伊那農業高等学校（ながのけん かみいなのうぎょうこうとうがっこう）は、長野県上伊那郡南箕輪村にある公立農業高等学校。略称は「上農」（じょうのう）。全日制生産環境科、園芸科学科、生物科学科、緑地創造科がある。上伊那地区で一番古く設立された伝統校である。普通科はないが信州大学農学部への進学者も存在している。文化祭は「上農祭」と称する。全日制課程の他に定時制普通科が存在したが、2007(平成19)年度入学生を最後に募集停止となり、'11(平成23)年度をもって閉課された。《野球部》野球部の躍進が目立った2013年と2014年。第95回全国高等学校野球選手権長野大会では、初めてベスト16へと駒を進めた。翌2014年の第96回大会では昨年を大きく上回るベスト4という成績を残す。準決勝は1-2で敗れ決勝進出とはならなかった。県内の農業高校として38年ぶりのベスト4進出でもあった。（準決勝で同高を破った佐久長聖高校は同年甲子園に出場し1勝している）ベスト4進出は、上伊那管内の高校では近年稀に見る好成績であり、地元住民は同校の快進撃に歓喜した。《写真班》2014年から活躍が目立つのが写真班である。全国高等学校写真選手権大会（通称 写真甲子園）2015年の大会では、長野県内の高校では唯一の北陸信越ブロックの選考会へと進出した。上伊那管内の高校では唯一、北陸信越ブロック選考会へと進出した実績を残した。第25回諏訪写真展では、複数入選を果たしただけでなく、高校生による初入選の実績も残した。第64回写真県展から2年連続での複数入選を果たしただけでなく、同一生徒による連続入選の実績も残している。稲穂の図柄をあらわした「弧形の稲葉上に高の字を置く」。早稲田の校章に類似している。

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