大内 早苗（おおうち さなえ、1957年7月2日 - ）は、オウム真理教の元幹部。福島県出身。ホーリーネームはソーナー。省庁制が採用された後は、「新信徒庁長官」となった。福島市内の私立高校を経て被服専門学校を卒業。医療事務員やエステティシャンとなった後、兄の勧めで1986年初頭にオウム神仙の会（後のオウム真理教）に入信、12月に出家。福岡支部長、名古屋支部長などを歴任後、省庁制施行により「新信徒庁長官」となった。名古屋市熱田区の信者の母親を拉致し山梨県上九一色村の第10サティアンに監禁した上、無断で保険を解約し、郵便貯金口座を引き落とした容疑で指名手配を受けた。拉致を決行したのが、1995年3月21日（強制捜査の前日）で、口座から現金を引き落としたのは3月23日（強制捜査の翌日）であった。5月12日に愛知県警察に出頭し逮捕された。その後、脱会届を教団に送付した。1996年5月15日に名古屋地方裁判所で、懲役2年4ヶ月の判決が下った。

出典:wikipedia