ヘッドオン ("Head-On") は、1979年にセガ(後のセガ・インタラクティブ)より発表されたアーケード用テレビゲーム。初のドットイートゲームとして知られている。当ゲームは前年の1978年に爆発的ヒットとなった『スペースインベーダー』の後釜を目指す、「ポスト・インベーダー」として作られ、テレビコマーシャルも放映されるなど、かなり力を入れて売り出された。大ヒットとは行かなかったが、この時代のセガのゲームとしては『ディープスキャン』、『トランキライザーガン』、『侍』、『モナコGP』と並び良く知られているゲームである。なお、当稿では続編の『ヘッドオンII』、『カーハント』およびヘッドオンのライセンス生産やコピーゲームについても、併せて解説する。本作の続編として発売された。主な違いは以下の通り。本作以前に制作されたアーケードゲーム基板を流用し、一部を作り変えて別のゲームを出すという、システム基板の概念は、CPUを使った世界初のアーケード基板であるミッドウェイ「8080基板」の時点で既に確立されていたが、国産では前述の『インベーダー』そしてその後のナムコ『ギャラクシアン』の頃から本格化してきた。いわゆる「ヘッドオン基板」で動いたゲームを、原則としてリリース順に以下に挙げる。ヘッドオン基板の特徴として、前述した背景に色が付けられる事がある。この頃のテレビゲームのカラー化は、インベーダーが途中からカラーになった事からも判る通り、まだ白黒ゲームが幅を利かせており、カラーゲームでも背景は黒だった。当ゲームはそれぞれのキャラに固有の一色が付けられるだけでなく、背景にも色を付ける事が出来た。『ヘッドオン』は背景が青色という、当時としてはまだ珍しいもので、前述の『スペースアタック』もPart IIから背景が青となった。セガの技術の高さを見せつけた要素の一つである。しかし「ギャラクシアン」の基板はキャラに色を複数付けられるなど、その性能はインベーダー基板やヘッドオン基板より優れていた。ヘッドオン基板とタイトーのインベーダー基板は数が多く、廃棄するには新しかったため、いくつかのゲームは上記の通りROM交換で発売していた。そのため1981年頃まではセガ・タイトーに比べ、他の中小メーカーの大半がギャラクシアン基板で華やかな演出のゲームを作れるという、一見矛盾した展開が見られた。『インベーダー』がコピーゲームが多数作られたのを意識してか、セガは当ゲームに対し、積極的にライセンス生産の許可を出した。下記の大多数がライセンスである。ただし、結局コピーゲームも作られた。セガのオリジナル同様、長方形のサーキットで構成される作品。長方形サーキットではないが、便宜上特筆すべき作品のみ簡単に説明。なおコース形状を変更した他のドットイートゲーム(ローリングクラッシュ、サファリーラリー)などは「ドットイートゲーム」を参照。当時のマイコンへの移植は、ゲーム内容がやや単純な事、車の動きがプログラム的にやや複雑になる事もあってか、移植数や知名度は高いとまでは行かなかった。後に著作権の問題で、アーケードメーカーの許可無しにタイトル・内容とも同じゲームが出しにくくなり、『マッドサーキット』など名前を変えたゲームもある。特記がないものはセガ(後のセガゲームス)発売。
出典:wikipedia
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