『ボンバーマン'94』 ("BOMBER MAN '94") は、1993年12月10日にハドソンから発売されたPCエンジン用アクションパズルである。ボンバーマンシリーズで、PCエンジン用として発売された3作目の作品。後にシリーズの人気キャラとなる「ルーイ」が初登場した作品である。なお、本作はシリーズ中でPCエンジン用のアクションゲームとして発売された最後の作品でもある。米国ではジェネシスに移植され、『MegaBomberman』(1994年)として発売された。また過去には「ドリームライブラリ」で配信されたほか、その後もバーチャルコンソール(Wii、Wii U)、ゲームアーカイブス(PS3、PSP、PS Vita)、「PC Engine GameBox」(iOS)、クラウドゲーム(GameNow、Gクラスタ、ひかりTVゲーム)で遊ぶことが可能である。携帯電話用への移植もされており『ボンバーマン’08』としてiモード、EZweb、yahoo!ケータイにてプレイ可能である。全5エリア構成。制限時間内にコアメカを破壊し、カプセルの中にある石版のかけらを手に入れることがクリア条件。従って、全ての敵を倒す必要はない。クリア後にソフトブロックが残っている場合、ブロックがボンバーコインに変わり、それを集めるというボーナスゲームが始まる。1枚集めるごとにスコアが500点上がる。制限時間は15秒。動物たちが平和に暮らすボンバー星は、5つの精霊に守られた美しい星だった。しかし、突如現れた「バグラー」とロボット軍団の手により精霊の力の源である「精霊の絵」が破壊された。そして精霊の力を失い、均衡が崩れたボンバー星は5つに分割してしまったのだ。精霊の絵を、そしてボンバー星を元通りに修復するためボンバーマンが立ち上がった。前作までと内容的には同じで最大5人、3分のサバイバルバトルである。前作と異なる点は以下の通り。プレイヤー・コンピュータが二つのチームに分かれて戦う対戦方式。他方のチームを全滅させれば勝ちとなり、その時自軍は一人でも残っていればよい。対戦人数が何人でも選択でき、4対1といった極端な分け方を含め、チーム分けも自由に行える。バトルモードで選べるキャラクターは全9種。プレイヤーが操作する場合は見た目の違いだけで能力に違いはないが、コンピュータが操る場合は攻撃や行動のパターンが変化する。詳細はボンバーファミリーを参照。ドクロはバトルモードのみ登場し、これを取ると様々なマイナス効果が表れる。しばらく経つと元に戻る。ほかの相手に接触して効果をうつす事も可能。本作より登場した、乗り物代わりになってくれる生物。本作では「ボンバー星に生息するボンバーマンと仲のよい生物」という設定がある。ブロックを破壊すると卵が出てくることがあるが、これに触れると誕生し、乗って移動することができる。乗っている時に攻撃を受けてもルーイを失うだけで済み、ノーマルゲームに限りその後数秒間の無敵時間がある(バトルゲームではその無敵時間は無い)。能力はいずれもIIボタンで使用可能。どのルーイが出るかはランダムで、さらに攻撃を受けて失うまでは降りたり乗り換えたりできない。 ゲーム誌「ファミコン通信」の「クロスレビュー」では6・5・6・8の合計25点(満40点)、「月刊PCエンジン」では75・80・90・80・90の平均83点(満100点)、「電撃PCエンジン」では65・75・65・70の平均68.75点(満100点)、「PC Engine FAN」の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、23.7点(満30点)となっている。1998年に刊行されたゲーム誌「超絶 大技林 '98年春版」(徳間書店)では、「爆弾を仕掛けて敵を倒すというシンプルなゲーム性ながら、人間性を壊しかねないほどの白熱したバトルが楽しめる」と紹介されている。
出典:wikipedia
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