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陸上自衛隊生徒

陸上自衛隊生徒(りくじょうじえいたいせいと)とは、陸上自衛隊において、専ら教育訓練のみを受ける曹予定者のことである(自衛隊法施行規則(昭和29年総理府令第40号)第24条第2項ただし書き参照)。若年時から教育を施して、技術部門における曹を養成するための制度であり、昭和30年の制度開始から延べ17,000名を採用してきた。「少年自衛官」の俗称もある。従来の陸上自衛隊生徒は3等陸士の階級に任命され、学年とともに昇任していった。卒業生の約9割が最終的に幹部に任官し、一部は1佐以上の高級幹部になるなど陸海空の別を問わず幅広い分野で活躍している。なお、本制度は防衛省における総人件費削減の一環として平成21年度入隊者を最後に募集を終了、現在は定数外自衛隊員の「陸上自衛隊高等工科学校生徒」となっている。陸上自衛隊生徒は、中学校卒業者から採用される非任期制隊員(特別職国家公務員)で、3等陸士に採用される。任用権者は陸上幕僚長。4年間の課程修了時に3等陸曹に昇任すると共に、少年工科学校卒業時に高等学校卒業資格を得ることができる。防衛大学校、航空学生へ進むことも可能である。一時期は「生徒枠」といわれる推薦枠が存在。なお、陸上自衛隊生徒は制度創設から第55期生の募集まで、男子のみを対象とした制度であった。年齢制限により、高等学校卒業者は採用されることはなく、中学校卒業者のみによって構成されるものである。入隊と同時に少年工科学校に入校を命ぜられ、同校で3年間の前期教育を、中期教育は要員区分に応じて高射学校・航空学校・通信学校・武器学校・施設学校、後期教育は各部隊(野戦特科及び機甲科は富士学校)で部隊実習の形で行われる。生徒教育では技術部門での教育に力が入れられ、課程教育終了後は特科(野戦及び高射)、機甲科(戦車)、施設科、通信科、武器科、航空科の整備及び運用操作での陸曹・幹部として活躍する。自衛隊法上は、3等陸士の階級に指定される自衛官を陸上自衛隊生徒に限定はしておらず、同法第36条第1項は3等陸士を含めて任期の定めを置いている。もっとも、3等陸士の階級は陸上自衛隊生徒に採用された者の階級としてのみ運用されており、一般隊員として入隊した者には2等陸士の階級が指定されている。また、自衛隊生徒の任用等に関する訓令第2条により、陸上自衛隊生徒については自衛隊法第36条第1項の適用を受けない非任期制隊員となっている。なお、3等陸士の階級は平成22年10月1日付をもって廃止された。ただし、陸上自衛隊生徒として採用された第55期生までは3士の階級廃止後も身分は自衛官のままであり、従前の教育を受けていた。通常の陸士の制服にえんじ色のネクタイを着用する。臙脂色のネクタイを着用するのは、陸上自衛官の中でも陸上自衛隊生徒のみである。陸曹候補者徽章(甲)を両襟に着用する。帽子は正帽や作業帽の他に、期別ごとに色が分けられている識別帽を着用することが多い。以前は正帽・襟・肩章・袖に赤い一本線を引いていたが、91年式制服への更新と共に廃止された。勤務に応じて勤務腕章、生徒会役員や模範生徒などの役職に応じて徽章を着用する。成績優秀者をもって生徒隊生徒会長として創立記念式典時において部隊指揮官を務める他、各学年の指揮を担う事も多い。

出典:wikipedia

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