アンソニー・イエボア（Anthony Yeboah, 1966年6月6日 - ）はガーナ出身の元同国代表サッカー選手。ポジションはFW。1990年代のガーナとアフリカを代表とする選手である。身体能力の権化、柔らかいトラップから相手DFを一発のキックフェイントで置き去りにし強烈なシュートを浴びせるシーンは日本のサッカー番組でも繰り返し紹介された。主にドイツのアイントラハト・フランクフルトでプレー。彼の在籍期間中は常に優勝争いを繰り返し、サポーターから人気を集めた。また当時ドイツ国内でアフリカ系黒人選手がプレーする事はまだ珍しく、彼の活躍によって後進に道を開いた事になる。1993年のFIFA年間MVP投票でアフリカ人で最高の9位を記録した。しかし1994-95シーズンに監督のユップ・ハインケスと対立し、翌シーズンリーズ・ユナイテッドへ放出されてしまう。イエボアを失った事でフランクフルトは成績が低迷し2部へ降格。

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