「カリフォルニアの青い空」(カリフォルニアのあおいそら、)は、アルバート・ハモンドが1972年に発表した楽曲。作詞作曲はアルバート・ハモンドと。ハモンドはイギリス出身のシンガーソングライターで、1970年代初めにアメリカ合衆国に移住した。本作品は同名のアルバム『"』に収録されており、ビルボード(Billboard)誌で、1972年12月16日に、週間ランキング最高位の第5位を獲得。ビルボード誌1972年年間ランキングは第33位。イギリスでは、ドゥービー・ブラザーズの「」とともに、ラジオでの放送回数が多い、いわゆる「ターンテーブル・ヒット」の典型となり、頻繁に放送されたにもかかわらず、チャート入りすることはなかった。1970年代を通して、このレコードは少なくとも5回、複数のレーベルから再発売されたが、さらに放送される機会が重なったにもかかわらず、イギリスのトップ40チャートに入ることはなかったが、今でもしばしばラジオで放送されることがある。歌詞の内容は、ハリウッドでの成功を目指してカリフォルニア州へやってきた俳優が、何ら成功を掴むことができず、悪戦苦闘の末に自暴自棄になる姿を歌っている。コーラスの部分では「カリフォルニアでは雨は降らないけど、そう言えばこうも言われてたね。振れば土砂降り、ああ土砂降りだ。 (It never rains in California, but girl don't they warn ya. It pours, man it pours.)」と歌われる。1989年、ハモンドはベスト・アルバム『"Best of Me"』のために、この曲の再録音を行なった。「カリフォルニアの青い空」(カリフォルニアのあおいそら)は、南沙織通算8枚目のシングル。1973年7月5日発売。発売元はCBS・ソニー。既にアルバム『傷つく世代』(1973.5.21)に収録されていたので、全シングルA面曲中、唯一のシングルカット作品になる。B面曲の「雨に消えた初恋」も同様にアルバム『傷つく世代』からのシングルカット。ただし、両曲ともアルバムでは前後の曲とイントロ・アウトロが繋がっていたため、シングル用に若干調整されている。そのため、肩書きでは「シングル・ヴァージョン」になる。時期的に7thシングル「傷つく世代」(1973.5.1)と9thシングル「色づく街」(1973.8.21)の狭間の半端な時期に発売されたのは、レコード会社側から「何かシングルを出して欲しい」という要望があったため。 30周年CD-BOX『CYNTHIA ANTHOLOGY』では、全5枚のCDのうち3枚を "ALL ABOUT SINGLES" と題して、南沙織・シンシア両名義のシングルA・B面曲を発売された順に収録しているが、本シングルの2曲のみが欠落している。この理由は、カヴァー曲であるということ以前に、この2曲を収録すると3枚に収まらない、という事情があった。例えば、この2曲を収録すると現時点のラストシングル「初恋/うみ そら かわ」(1997.4.21)が2曲ともDisc 3に入らくなる。A面曲とB面曲が境目になって違うディスクになってしまうことを意識せず、それぞれのディスクに 80分いっぱい収録したとしても、「うみ そら かわ」だけが入らない。ほか、シングルA面曲を発売順に収録している『GOLDEN J-POP/THE BEST 南沙織』(1998.11.21)でもオリジナル作品ではないために、もう1枚のカヴァー・シングル「グッバイガール」とともに収録が見送られた。しかし、『GOLDEN☆BEST 南沙織 コンプリート・シングルコレクション』(2010.9.8)で同楽曲が収録されたため、南のシングルA面曲はすべて揃うこととなった。
出典:wikipedia
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