並木橋駅(なみきばしえき)は、東京都渋谷区にかつて存在した、東京急行電鉄東横線の駅である。1946年(昭和21年)に廃止された。2013年3月に地下に移転する前の渋谷駅と代官山駅の間、渋谷駅から500mの地点、渋谷川右岸、現在の明治通り並木橋交差点付近に存在した。1927年(昭和2年)、路線の開業と同時に開設される。付近には國學院大學や実践女子学園・青山学院、後に移転した東京農業大学や常磐松高等女学校(現・トキワ松学園中学校・高等学校)などの学校が存在しており、それらへの通学の便を図っての設置であった。1945年(昭和20年)5月24日・25日の空襲により駅舎が全焼したため休止され、翌年正式に廃止される。駅は1946年に廃止されたものの、高架自体は2013年3月15日まで使われていたため、ホームの側壁が2013年の線路の付け替え時点まで残っていた。2013年3月14日まで、駅の跡付近では夜間に列車の留置を行っており、その際に乗務員が使うステップが側壁上に設けられていた。2013年3月16日から東京メトロ副都心線との直通運転に対応して、渋谷・代官山間の東横線は地下に移設。その後の高架撤去工事に伴い、2014年までに完全に駅の遺構は消滅した。相対式ホーム2面2線の高架駅で、ガード下に木造駅舎があった。当初はホーム南側に構内踏切があり、上りホームにのみ階段があったがその後昭和5年に下りホームに階段を設置し、構内踏切を廃止した。
出典:wikipedia
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