エディ号(エディごう)は、徳島バスと各社が共同運行する徳島発着の高速バスである。なかでも「エディ号」と言えば京浜急行と徳島バスが共同運行する東京~徳島間の路線を指すことが多く、京急側でも「エディ号」の名称を使用しているため、当項目では東京~徳島線のみを扱う。エディ号全般については、徳島バス#高速バス路線のページを参照のこと。本路線は、鉄道での直行手段がない東京と徳島県を結ぶ路線として開設された。定期路線としての運行に先立ち、1988年8月には2週間にわたって帰省バスでの運行が行なわれた。これはツアーバス形式をとってはいるものの、運行期間は14日間と帰省バスとしては長めに設定された上、両社で隔日交互で夜行バスを運行するという、通常の夜行高速バスと同様の運行形態が採られていた。「エディ号」の愛称はこの時に採用されたものである。この時には1250人もの利用があり、同年の年末にも同様の運行形態で運行したところ、常時2台運行という状態になったことから、定期的に運行する路線バスとしての運行に踏み切ったものである。当路線の運行開始当初は明石海峡大橋が開通していなかったため、神戸市須磨区 - 東浦町(現:淡路市)間は淡路フェリーボートを利用し、フェリーにバスごと載せて明石海峡を渡るという珍しい方策を採っていた。明石海峡大橋開通とともにルート変更され、フェリー航送はなくなった。なお、定期バスのフェリー航送は、2012年現在「別府ゆけむり号」及び鹿屋市コミュニティバス#鹿児島中央駅-鹿屋間直行バスで行われており、 過去には本路線同様明石大橋開通前に淡路フェリーを利用して運行された徳島 - 神戸三宮 - 梅田・難波便(徳島バス・阪神電気鉄道=現在の阪神バス・南海電気鉄道=現在の南海バス。現在は明石海峡大橋経由)、伊勢湾フェリーを利用する三重交通の近鉄鳥羽駅 - 中部国際空港間リムジンバス(路線廃止)、九州横断バス(現在は区間短縮して航送区間なし)、「ありあけ号」(路線廃止)、「しまなみライナー」三原線(路線廃止)の例が存在するが、夜行高速バスのフェリー航送は、エディ号以外の事例は存在しない。航行中、乗客・乗務員は車両甲板に入れないため客室に滞在した。このためフェリー区間が深夜帯にかからないように配慮されたダイヤであった。京浜急行・徳島バスと淡路フェリーボートの契約により、バスが多少遅れても優先的に乗船できた。また各便1号車は専用乗船枠が用意されていた。夜行2往復 (毎日運行)品川バスターミナル - 浜松町バスターミナル - 渋谷マークシティ --- 東浦 - 志知 - 高速鳴門 - 松茂(徳島とくとくターミナル) - 徳島駅前 - 徳島文理大西口 - 小松島 - 那賀川(道の駅公方の郷なかがわ近く) - 阿南駅(東口 商工業振興センター前) - 徳島バス橘営業所品川バスターミナル - 浜松町バスターミナル --- 東浦 - 志知 - 高速鳴門 - 松茂(徳島とくとくターミナル) - 徳島駅前 - 加茂名(加茂名小学校前停留所) - 石井(石井駅前) - 徳島バス鴨島営業所 - 川島(吉野川市役所川島庁舎前)
出典:wikipedia
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