『美雪&一堂シリーズ』(よしゆき&いちどうシリーズ)は、仲村佳樹による少女漫画作品。白泉社の『花とゆめ』1993年9号掲載のデビュー作「夢で会うより素敵」が続編や連作を経て連載化した、ラブコメディ。デビュー作「夢で会うより素敵」に続いて、続編「TO GIRLS」が前後編で掲載された。その後も読み切りや短期連載「聖恋」を経て、1994年8号より「MVPは譲れない!」の連載が開始された(白泉社漫画文庫では、このタイトルで統一されている)。連載の最終回は1996年8号だが、大学進学後の後日談が3話描かれているほか、単行本、文庫ともに未収録の番外編がある。私立成渡第一高等学校(成渡一高:なるといちこう)に入学した新島美雪は、女子の身でありながら男子バスケ部を入部希望に訪れる。実は彼女は女子バスケ中等部MVPであり、以前目の当たりにした部のエース、一堂和彦のプレイに衝撃を受け、夢に見続けた挙げ句、さほどバスケの強くないこの高校を志望したのだった。結局マネージャーとして入部するが、「絶妙なテクニック」に心酔しきって"顔を全く覚えていなかった"ため、当の和彦とケンカ漫才を繰り広げ続けることになる。しかし、意識下で次第に惹かれていた事を、同級生に頼まれた手紙の仲介をきっかけに認識し、何とか気持ちを伝えることができた。以後、素直になれない(主に和彦)、勘違い多発(主に美雪)、とんでもなく鈍い(両人とも)の三重苦と恋敵のちょっかいに悩みつつも、バスケットを絆にしながら本当の絆を育てて行く過程が描かれる事になる。作者が単行本の柱でコメントしているが、『DEAR BOYS』とのキャラ名の一致は偶然である。新書判は絶版している。文庫判は「MVPは譲れない!」に名前が統一され、他の美雪&一堂シリーズは一巻に入れられた(コミックスに同時収録された別作品は入っていない)※未収録作品(番外編)あり。
出典:wikipedia
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