クリエイション(CREATION)は、日本のロックバンド。クリエーションと表記していた時期もある。竹田和夫を中心に結成され、1970年代なかばから1980代初頭にかけて、日本のロックを代表するバンドのひとつとして活躍した。1968年、竹田和夫(ギター)、洪栄龍(ギター)、布谷文夫(ボーカル)らは、ザ・ジャガーズの弟分バンド、ザ・ビッキーズとして渋谷のディスコ専属で活動を始め、東京12チャンネルの番組「R&B天国」で5週勝ち抜き優勝する。1969年、竹田、布谷らでブルース・クリエイションを結成。その後、野地義行(ベース)、田代信一(ドラムス)の4人編成となり、同年10月、ポリドールより『ブルース・クリエイション』をリリースする。1971年、大沢博美(ボーカル)、樋口晶之(ドラムス)にメンバーチェンジし、『悪魔と11人の子供達』をリリースする。また、同年8月、カルメン・マキをボーカルに迎えて「第3回全日本フォークジャンボリー」に出演したのち、日本コロムビアより『カルメン・マキ&ブルース・クリエイション』をリリースする。1972年、ブルース・クリエイションは解散し、竹田和夫は松本繁(ベース)、内藤正美(ドラムス)らとブラッディ・サーカスを結成するが短命に終わる。1972年、竹田、松本、樋口、大沢でクリエイションを結成。1972年、飯島義昭(ギター)が加入後大沢が脱退。ツイン・リード体制となり、1975年、東芝EMIより、内田裕也のプロデュースで、ハードロック的なアプローチを試みたファーストアルバム『クリエイション』をリリースする。当時の国内盤LPとしては珍しくビニールシュリンクされていた。同年、ワールド・ロック・フェスティバルで共演した元マウンテンのフェリックス・パパラルディにコンタクトを取り渡米しパパラルディのプロデュースでレコーディング。1976年、セカンドアルバム『クリエイション・ウイズ・フェリックス・パパラルディ』をリリースする。このアルバムはアメリカでは『FELIX PAPPALARDI & CREATION』としてリリースされ、同年7月より、パパラルディを加えたメンバーで、キッス、ジョニー・ウィンターなどと共に全米ツアーを行った。また、日本人単独アーテイストとしては初の武道館公演を行った。1977年、サードアルバム『ピュア。エレクトリック。ソウル』をリリース。このアルバムからは、「スピニング・トー・ホールド」が、アメリカのプロレス兄弟チーム、ザ・ファンクスの入場テーマ曲に使用され有名になった。その後、松本が脱退し山内テツ(ベース)が参加し、フリートウッド・マック、サンタナらとオーストラリアツアーを行った。1979年、竹田和夫はこれまでのメンバーを刷新し、元ザ・カーナビーツで1977年には竹田和夫オールスターズにも参加したアイ高野をボーカルに迎え、フュージョン路線もまじえた『朝日の国』をリリース。1981年にバンド名を「クリエーション」とし、『ロンリー・ハート』をリリース。表題曲「ロンリー・ハート」がドラマ『プロハンター』の主題歌に使われスマッシュ・ヒットとなった。こののち、竹田和夫&クリエイション名義で1983年に『ソング・フォー・ア・フレンド』、1984年に『レイニー・ナイト・ドリーマー』をリリース。その後、竹田和夫はソロ活動に移りクリエイションは解散する。2005年より竹田和夫はソロ活動と平行し再びクリエイションとしての活動を開始し、2014年、アイビーレコードより、過去ナンバーの新録音を中心とした『リザレクション』をリリースしリユニオンコンサートを行う。2016年現在、クリエイション名義でのライヴを年に2回のペースで行っている。
出典:wikipedia
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